👆 若者はいつの時代も頑張っている!
背後を行く警官がなんか象徴的
(この記事は6月9日当時に書かれたものです)
新しい職場では、部下が二人できた。
二人とも女性で、一人は在籍20年のベテラン
(40歳/独身/細身の美人/人見知り激しい)と、
在籍三年のずけずけタイプ(35歳/独身/デブ)で
僕は、性格が真逆な二人の上司となった。
で、入社したころ、このずけずけタイプの部下が、
僕が話す広東語に対して、そんな言い方しない、
とか、これはこういう風に言うのが正しい、と、
やたら僕の広東語に難癖をつけてきた。
以前の僕なら、
ネイティヴな香港人の部下を前にして、
ちゃんとした広東語を話さねば、とか、
間違わないように話さねば、と思っていたが、
ここは自分が創った夢の世界であり、
主人は自分である、と言う感覚の中で、
僕は彼女に、
「これが僕の広東語を話す際のスタイルです。
だから僕は、
正しい広東語を話そうとも思っていないので、
今後は、どうしても意味が聞き取れない、
というときだけ僕に質問してきてください」
と言い放った。
そうなのだ。
それが正しいかどうかは、他人の基準ではなく、
自分の基準で決めなければならない。
たとえ自分以外の全員がおかしいと言っても、
その〝おかしい〟と言っている脇役たちを
登場させたのは自分なので、
自分が違うと思えば、ノーと言えばいいのだ。
僕たちは、自分が創ったものに操られてきた。
自分が創った夢のストーリーに怯えている。
これからは自分が、自分の世界の基準である。
その後、このずけずけタイプは、
一切僕に何も言ってこなくなった。
上司だからと、力でねじ伏せたのではなく、
上司として、僕が凛として立ったから、
彼女も僕を上司として扱うようになったのだ。
自分が人から大切に扱われたかったら、
先ず人を大切にしなさい、とよく言われるが、
僕に言わせれば、
先ず自分を大切にしろ、である。
ずけずけ言ってくる相手を大切にする前に、
先ずは、ずけずけ言う相手に、
はっきり〝ノー!〟を突きつけることで、
自分を大切にしてやるのだ。
世界は自分が創っているので、
自分が主軸になると、相手は従わざるを得ない。