香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

さよなら、僕のお父さん!

f:id:shusaku1:20210815010040j:plain

f:id:shusaku1:20210815043756j:plain

 

 

8月9日の午前8時11分、僕の父が亡くなった。

 

享年85歳、死因は誤嚥性肺炎で、

 

いわゆる老衰であった。まあ、大往生である。

 

女性はどうかわからないが、息子の場合、

 

いつも母親から父親の〝悪口〟を聞かされ、

 

ついつい、父親に敵対心を持ってしまいがちだが

 

年齢を重ねるにつれ、家族を養うために、

 

一生懸命働いてくれてたんだなあ、と、

 

父親へのありがたみが湧いてきたりする。

 

学生の頃など、うちのお父さんは何もしてくれない

 

と言って毛嫌いしたりするが、よく考えてみると、

 

学校へ行けて、スマホが持てて、小遣いもらえて

 

ゲームをさせてもらえている時点で、

 

すでに多くの愛をもらっているのだ。

 

 

f:id:shusaku1:20210815010034j:plain

 

 

コロナ禍でもあり、親戚もみんな高齢なため、

 

通夜と葬儀は家族だけでこじんまりと済ませた。

 

会社からは3日間の忌引休暇をもらい、

 

僕もオンラインビデオで参加した。

 

そのとき、父の死に顔を見てしみじみ思った。

 

自分も今まさに、刻一刻、一秒一秒、

 

死んでいっているのだな、と…。

 

誰でも一度は「人って最後は死ぬんだなあ」と、

 

達観した気持ちになったことがあると思うが、

 

その一方で、自分は死なない、とも感じており、

 

来年も10年後も自分は生きていると信じている。

 

だからこそ、さほど行きたくもない場所で、

 

さほど会いたくもない人に会い、

 

本当にやりたいことを先延ばしにしていても、

 

平気でいられるのだ。

 

 

だが今回の父の死が後押しとなり、

 

僕はもう本当の意味で、

 

自分の本質に沿った生き方をしようと思った。

 

今の僕には完成させたい小説作品が4本あり、

 

このまま会社勤めの片手間にやっていると、

 

完成するのはいつになるかわからない。

 

特に、自分の内側(背後側/神側)を通して、

 

聖霊兄貴と会話をするようになってからというもの

 

自分の分身でもある、小説の登場人物とも、

 

コミュニケーションが取れるようになった。

 

すると、彼らは自分の心の中に存在する、

 

別の側面であることがありありと実感でき、

 

ちゃんと〝生きている〟ことが理解できる。 

 

 

blog.hoshitani-shusaku.com

blog.hoshitani-shusaku.com

 

 

また、本質の自分と合わないことをすることに、

 

大きな違和感と苦痛を感じるようにもなってきた。

 

僕の場合、

 

皆様ご存じのように、それは会社勤めなのだが、

 

マネージングダイレクターという職位や収入、

 

積み上げてきた全キャリアを手放すことに、

 

正直、まだほんの少しだけ抵抗が残っている。

 

しかし今回、

 

「安心して死ぬために恐れずに生きなさい」

 

と、自らの死を以って教えてくれた父のお陰で

 

ようやく握りしめていた手を放せそうだ。

 

 

今日は日本の終戦記念日。

 

僕の中の戦争を終わらせる日、

 

愛と自由に向かって全面降伏する日、

 

今日はまさに僕の終戦記念日でもある。