香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

こもれびのうた

 

 

 

心斎橋パルコで映画『PERFECT DAYS』を観てきた。

 

この日は、心斎橋にある日本語学校の面接を受け、

 

その帰りに、ちょっとコーヒーでも飲んでいこうと、

 

13階にある神乃珈琲に向かっている途中、

 

12階の映画館で、たまたまこの映画を知った。

 

上映まで神乃珈琲で時間をつぶし、映画を見た。

 

 

役所広司がひたすらトイレを掃除すだけの映画で、

 

もし、30代の頃の僕がこの映画を観ていたら、

 

きっと、ソッコーで爆睡していたにちがいない。(笑)

 

しかし〝今の僕〟が観て感じたのは、

 

もうこのままで愛であり、パーフェクトなんだ、

 

という新たな事実だった。

 

 

 

 

 

主人公の平山は、自分からは何もしない。

 

ただ、全てを流れのまま受け入れ、赦している。

 

そんな、

 

何のアクションも起こさない日常の中で、

 

木漏れ日の様に移り変わる一瞬一瞬の今を、

 

丁寧に味わいながら〝見過ごして〟生きている。

 

そのことが、超絶無口な主人公の一言や、

 

ちょっとした動作、表情から読み取れるのだ。

 

また、この映画では、主人公の過去や生い立ちを

 

説明するようなシーンが一切出てこないもかかわらず

 

彼が読んでいる本の題名や、歌の歌詞から、

 

彼の生きざまがあぶり出されてくるようになっている。

 

そしてラストシーンでは、

 

バンを運転しながら街を走る主人公の、

 

何とも言えない赦し切った切ない表情に、

 

気がつけば、わーっと号泣していた。

 

なぜ泣いているのか、自分でもわからなかった。

 

 

他にも、石川さゆりが歌を歌っていたり、

 

研ナオコが、ほんの一瞬だけエキストラで出てきたりと

 

大御所が、ちょい役で出て来たりして、おもしろかった。

 

 

 

 

本来自分がいた場所へ帰るために、

 

僕たちは何もする必要がない。

 

そのことを見せてくれているような映画だった。

 

偶然とはいえ、ものすごい映画を見せられてしまった。

 

何も描いていないのに、全てを描いている。

 

この映画は、心の底から書きたいテーマがあるのに、

 

それをどう描いてよいのかわからず、

 

途方に暮れていた僕に大きな方向性を与えてくれた。

 

 

blog.hoshitani-shusaku.com

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これはまさしく、兄貴によって見せられた映画であり、

 

まさにこの日は、

 

僕にとってのPERFECT DAYであった。