👆 僕の頼れる兄貴、T先生
ひゃっほーい!
ついに祇園(ぎおん)デビューしちゃった!
以前、このブログにも書いた、
舌がん事件でお世話になった、
30年来の知り合いであるT医師と、
今回、食事をすることになったのだ。
彼とはあれからもLINEでやり取りをしていて、
30年ぶりに日本へ帰って来たお祝いをしよう、と、
祇園の料亭〝迦陵〟に席を取ってくださったのだ。
👆 雨の祇園、花見小路、どすえ!
当日、授業を終え、阪急電鉄で京都へ向かった。
京都河原町から雨の花見小路を歩く。
僕の方が遅れて着いたが、T医師は嫌な顔ひとつせず、
雨の日にわざわざ京都まで来させて済まなかったね、
と、笑顔で迎えてくださった。
とりあえずビールで乾杯し、その後は日本酒になった。
「悲壮な面持ちで医院に現れたのでびっくりしたよ」
と言う彼に、
「自分はてっきり舌がんだと思い込んでいたので、
どうせ死ぬならTさんの元でと思って…」
と言うと、大爆笑された。
👆 ええ店どっしゃろ
彼とは、僕がまだ大学生だった頃に知り合った。
僕より10歳ほど年上のこともあり、頼れる兄貴、
みたいな感じで、色々な相談に乗ってもらった。
また、当時仲の良かった彼を含む数人のグループで、
色々な所へ旅行にも行った。
その後、僕は中国へ留学をし、
T医師とも音信が途絶えてしまった。
👆 一流料亭の板さんが提供する一流の味
そんな昔話に花を咲かせつつ、次々に運ばれてくる
料理に舌鼓を打ちながら、楽しい時間を過ごした。
そして、料亭を出た後も話は尽きず、鴨川沿いにある、
セント・ジェームス・クラブで、終電まで語り合った。
ここは、夏には川床が出る老舗クラブで、
隠れ家的なバーである。
👆 SENT JAMES CLUB
バランタイン18年をロックで…
阪急梅田行きの最終特急に揺られながら、
僕の心は幸せな気分に満ち溢れていた。
今この瞬間の自分がピンチに陥った時、
過去から兄貴が助けに来てくれたのだ、と思った。
今後、何があっても、無条件で、
兄弟に扮した兄貴に頼っていい、と思った。
僕は僕のPERFECT DAYSを生きているのだ。