👆 76歳のコン親方と
香港に来ている。
3月の香港は気温23度、と、過ごしやすいが、
湿度も100%で、まるで水の中にいるよう…。
で、今回は、
香港航空の朝便を利用し、昼過ぎには香港いついた。
今回の滞在は5日間と、短期の予定なので、
初日から過密スケジュールで飛ばしまくった。
👆 古き良き香港を求めて…。
先ずは、コン親方の垢すりとマッサージに行ってきた。
半年ぶりにやってもらう垢すりはもう、
真っ黒い垢が、でるわでるわ、
毎日風呂に入っているのになんで?という感じだった。
👆 ああ、M氏の劣化が…とまらない(爆)
その後、香港の有名美容機関であるDr.Rebornへ、
歯のホワイトニングに行ってきた。
実は、日本へ帰国する前に、
4回分のパッケージを購入していたのだ。
5年の付き合いになる担当のミス・ヴィーデルは、
最新の機器で信じられないくらい小顔になっていた。
漂白後4時間はキスやオーラルセックス禁止、
と言われた。(やるか、ボケい!)
夜は、毎度おなじみ、
香港の怪しい不動産屋社長M氏と夕食&飲み会。
前回、ヴィンセントと行った火鍋の店で鍋をつつき、
それからミッドレベルのSOHOにあるカクテルバー
建民號で、中国酒を使ったカクテルをしこたま飲み、
M氏のコロナワクチン陰謀論を散々聞かされた後(笑)
千鳥足でホテルへと戻った。
半年ぶりに戻った香港は、水の中で淀んでいた。
かつて僕を魅了させた、混沌とした活気はなく、
英国式スマートさも失われていた。
コン親方のマッサージ店はガラガラで、
かつては中国の奥様方で賑わっていたDr.Rebornも、
サロンは閑散としていた。
白人たちのメッカSOHO地区に至っては、
10時閉店、と、目も当てられない状況だった。
👆 古き良き香港がコンセプトなのに
広東語が話せないバーテンってどういうこと?
くしくもこの日「香港国家安全条例」が可決された。
中国共産党を危機にさらす意図があると判断されれば、
いつでも逮捕し、終身刑にできる、という法律だ。
どのように〝意図〟を判断するかは不明のままである。
様々な人たちと交流した一日の中で思ったのは、
いま、自分の目の前に現れている人たちはみな、
未来の自分なのではないか、という事実だった。
将来、こうなりたいなあ、こうあってほしいなあ、
または、こうはなりたくないなあ、という自分が、
他者の振りをして、今の自分に会いに来ている。
そんな他者を全肯定し、全許容で赦してゆく。
そうすることで、
将来こうあってほしい、という自分が確定し、
将来こうなりたくない、という自分が消去されてゆく。
自分が見ている夢を、夢として、見過ごしてゆく。