↑ 夕方ラッシュ時の地下鉄で。２０分も列車こず。
この人たち、全部一者だったなんて…。
いったいどういうこと？
今日は、かねてから苦手だったあのフィリピンの工場長と
ちょっとした業務上のことでやりあった。
出張の目的を訊かれ、業務内容を答えると、
「それだけのために来てもらってもなぁ…。」
と言うので、
「わかりました。じゃあ、行きません。」
となったのだが、本社の管理部長から連絡があり、
やっぱり本社代表で行ってきてほしいと要請された。
その間、やり取りをしながらリアル生ライブで、
赦しを行なう。
自分から上がってくるものを聖霊に渡しつつ、
相手の〝俺を赦せよオーラ〟も直視しながら、
消えてゆこうとする罪の設定をただ赦していた。
しかし、本社の要請を再度電話で工場長に伝え、
「君がこの工場にどう貢献するか、考える時期だな。」
と言われたときには、みぞおちのびゅんびゅんが
最高潮に達し、激しい怒りに見舞われた。
なんとか電話を切り、本社の管理部長に事情を話し、
「もう、フィリピンへは行きません。」と告げる。
結果、来週、管理部長自身が香港へ出張で来るので、
そのときにまた話しましょう、ということになった。
実はこの工場長、仕事に対する要求がものすごく高く、
相手を追い込むことで有名な人で、
過去にも、現地にいた日本人の会計担当者を二人、
辞職に追い込んでいる。
その中の一人は心臓を悪くして入院する状況だった。
また、耐えかねた当時の日本人駐在員たちが
本社に直訴し、一度日本へ帰任させられた、
という経緯のある人でもあった。
昼休み、ひとり粛々と赦す。そう言えば、
１０年前の僕もこの工場長そのものだったな。
同じように部下をストレス症候群に追いやっていた。
結局、一者なのだ。
のりちゃん流に言えば、一人でやってるおろおろ劇場。
それも赦し、聖霊に明け渡し続けた。
でも、だめ。
びゅんびゅんが、びゅびゅびゅびゅーん
にランクを上げる。
もう、こんなのいやだ。
あとどれだけ、同じことをやればいいのか。
いつまで続くんだ。
マジ、うんざりだよ。
聖霊兄貴いいぃぃぃーーーーっ！
何を思ったのか、突然心の中で大声で叫んだ。
と、そのとき、えっ？ あっ、おおおーっ。
そうか、この叫びだけよかったんだ、と、
ズズズーンと入った。（今日は擬態語が多い。）
聖霊兄貴いいぃぃぃーーーーっ！
聖霊兄貴いいぃぃぃーーーーっ！
聖霊兄貴いいぃぃぃーーーーっ！
これだけを叫んでいればよかったのだ。
びゅんびゅんがどうであろうと、
工場長がどうであろうと、
言い返した自分がどうであろうと、
相手にどんな反応を見ようと、
それはさておき、聖霊あにきいいいぃぃぃーーーっ！
自分の考えを放棄する、とか、
消えて行くなんちゃらを…、とか、
相手を神の子として、とか…。
そんな自分がいらなかった。
ただただ、聖霊あにきいいいぃぃぃーーーーっ！
他のなんちゃらかんちゃらは、一切不要だった。
ひとりオロオロしているだけの自分に
何ができるというのか。
例えば、
聖霊兄貴いいぃぃーーっ！
の後に続く言葉もそうだろう。
聖霊兄貴いいぃぃーーっ！
（この間違った考えを修正してください。）
聖霊兄貴いいぃぃーーっ！
（このエゴの想いを取り消してください。）
などなど…。
後ろの言葉すらも、もう全部取り払っていい。
（※僕の場合です）
聖霊あにきいいいぃぃぃーーーーっ！
聖霊あにきいいいぃぃぃーーーーっ！
聖霊あにきいいいぃぃぃーーーーっ！
午後の間、狂った猫のように、
ずっと心の中で叫びまくっていた。
何かを話していても聖霊兄貴いいぃぃーーっ！
メールを見ていても聖霊兄貴いいぃぃーーっ！
びゅんびゅんしてても聖霊兄貴いいぃぃーーっ！
結果がどうなろうと関係ない。
どうしても実際に叫んでみたくなり、
アパートへの帰り道、バスを降りてから、
夜の森の中へ入って行った。
滝のように大きな音を立てて流れる川縁に立ち、
大声で何度も〝聖霊兄貴いいーっ〟と叫んだ。
スーツを着た男が、夜の森で大声で叫んでいる。
自分でも異様だと思う。
でも、自分しかいないし。それも聖霊兄貴いいーっ！
ああ、気持ちよかった。
とまあ、こんな感じで、
とってもシュールな木曜の午後を過ごしたのであった。
工場長！ フィリピン行くよ！
それから、
このブログを読んで下さっている兄弟の皆さん。
僕も香港でこんな感じで珍道中やっていますので、
皆さんも、自分の受け持ちパーツ、頑張ってね！
では、おやすみなさい。
