今週は、水曜日の夜にマニラから香港へ戻り、
その翌日、午前中だけ香港事務所で仕事をして、
午後には大阪行きの飛行機に乗る、という、
超ハードスケジュールをこなす毎日だった。
というのも、金曜日に大阪のクライアントの会社へ、
フィリピンの財務報告をしに行かねばならないため、
事前にOA設備の整っている香港事務所で、
大急ぎで報告書をまとめる必要があったのだ。
損益計算書、貸借対照表、トライアルバランス、と、
大画面のパソコンを二台駆使しながら数字を分析し、
トピックをパワーポイントにまとめてゆく。
そんな中、いくつかの計上漏れが見つかり、
フィリピンの経理担当とやり取りしながら修正を入れる。
途中、来客があり、時間を気にしながら対応をする。
飛行機の時間は迫っている。焦る。
時間内に報告書を完成させなければえらい事になる。
もう、真っ赤に燃えた炭のようになって作業に没入する。
そんなとき、ふと、心へ戻ることを思い出す。
心の中へ方向転換をし、ちょちょ舞う心の中を観る。
ギンギンキィキィしている〝感覚〟を注視する。
仕事に終われてギンギンキィキィしているのではない。
ギンギンキィキィを仕事に投影している。
ただ、夢にちょちょ舞っている心の中を直視することで、
この間違ったデータを、聖霊兄貴のもとへ運ぶ。
ギンギンにテンパっている自分を自覚しながらも、
焦っている自分に気づいている。
聖霊兄貴方へと方向転換する。
何もせず、こうなっている自分をただ見せる。
そうやって、なんとか報告書を完成させると、
タクシーに飛び乗り、空港へ向かった。
今回は全日空で大阪へと飛んだ。
機内はなぜかガラガラだった。3席を一人で独占できた。
全日空はCAのサービスも素晴らしいし、食事も美味い。
ワインをおかわりし、充実した食事を堪能した。
その間も、湧き出す感情の動きを直視し、
それを聖霊の光の中へと運び続けていた。
↑ フィリピンのホテルの朝食
ここのところ、本当に移動がめまぐるしい。
毎日、人種も文化も気候も全く違う場所にいる感じ…。
それでも、いまこの瞬間の風景を楽しんでいると、
自分が空間を移動しているのではなく、
自分の目の前で、パッパッパッ、と、
次々に映像が切り替わるような感覚に見舞われる。
そうこうしているうち、映像は、大阪の実家で、
両親とテレビを見ている場面へと切り替わった。
↑ マニラはまさに電線だらけ。火災も多い。
あくる日、谷町四丁目で元コンババ部長と待ち合わせ、
クライアントの会社へ財務報告をしに行った。
社長室横の応接室で、社長を相手に、
昨日作成したレポートの報告をするのだが、
その際も、夢にドキドキしている自分を直視しつつ、
これは夢で実存ではないと言う聖霊を意識しながら、
無意識に没入することにただ警戒していた。
そうやって、報告会の帰り、
いつものKOUHAKUでワインを遣り、
梅田であんなことやこんなことをした後、家路についた。
帰りの関空行きの列車の切符を買おうと、
みどりの窓口へ立ち寄った。
なんと、当日の関空特急はるかはすべて満席。
ああ、日本は10連休だったのだ。
それでも、一席だけグリーン車に空きが出て、
なんとか、切符を確保することができた。
聖霊の采配に感謝です!(笑)(⇚ なあんて、うっそー!)
というわけで、明日、土曜日は、
実家でうだうだと、まったり過ごすつもりである。