昨日、家にいて、ちょっと昼寝して、目覚めた時、
ああ、もう本当に無かった、本当に何も起きてない。
だから、なんにも気にする必要などなかったんだ、
という巨大な〝思念〟がわっと押し寄せて来て、
次の瞬間、僕の意識全体が、
その真実の中へと呑み込まれていってしまった。
またあの人から何か言われるんじゃないか、とか、
この仕事をちゃんとやり遂げなきゃ、とか…。
もう何も気にする必要はない、全部ウソだから…。
これ本当に起こってない、全部夢だから…。
対処しようとする理由もない、全部無いから…。
どえらいことになる、なんてマジで妄想だから…。
だから、だから、だから、もう放っとけばいい。
愛と感謝の中で、ただ微笑んでいればいい。
それが、本当の自分だから…。
そういうシナリオだった、とか、
想いがただシュワシュワ湧いているだけ、
というのすら無い感覚。
何の問題も無かった。
もう、本当に、何も気にしなくていい。
気にしない、ではなく、気にすることなど何もない、
という強烈な確信が、体の芯に居座っている。
なんか、ここ数か月の間に、僕の内面が、
ガンガン改造されまくっている感じがする。
抵抗を止めて、ボーっとすればするほど、
勝手に内側の何かが造り変えられてゆく。
浮上してくる苦しみを見つめることで、
それは無かった、と認識するのではなく、
愛の中へ入ることで、世界は本当に無かった、
と認識する。
僕の兄貴は、どこまでも優しく、僕を導く。