今日は、ジムでトレーナーと筋トレをして、
その後、いつものカフェでワインを飲みながら
読書をした以外、何もしない一日だった。
あ、半沢直樹の最終回は見たよ。
竹内結子さん、お亡くなりになったんだね。
僕は、
松嶋菜々子と竹内結子の見分けがつかず、
貞子に出ていたのが竹内結子だと思ってた。
ちなみに、
石原さとみと上戸彩の見分けもつかない。
ここのところ、三浦春馬さんや芦名星さんなど、
人気俳優の自殺が相次いでいる。
みな、美男美女で、仕事もほとんどが主演、
家庭のトラブルもなく、本当に死の直前まで、
全く普通に人々と接していた人が、
ふっ、と思いついたように自ら体を脱ぐ。
その人の心の中がどうなっているかなんて、
きっと、本人にしか分からないのだろうが、
ふっ、と思い立ったように命を絶つ人って、
実際にはすごく多いような気がしている。
逆に、到底乗り越えられないような
苦難の真っ最中にいる人のほうが、
本人も、周囲の人も、
その苦難を直視し、理解できている分、
案外、死なずに踏ん張れたりする。
というのも、
いま、僕は22階に住んでいるのだが、
深夜、書斎の窓から階下を走るバイパスを、
何気なく、ぼーっと眺めていたりすると、
ああ、ここから身を乗り出すだけで死ねるんだ、
という想いが〝ふっ〟と湧いてくる瞬間がある。
もちろん、実際に行動に移したりはしないが、
なんていうんだろう、そういう時って、
「ああ、ただこれだけのことで終われるんだあ」
みたいな、安堵感のようなものがよぎるのだ。
みんな、死ぬほどではないけれど、
小さな悩みは必ず抱えていて、そんなとき、
ふっ、と逝ってしまったりするのかもしれない。
👇うつ病の彼女とのことを書いた記事
そう言えば、僕がまだ大学生の頃、
うつ病の彼女と付き合っていたことがある。
当時、彼女は完ぺきに死ねる場所を求め、
こっちのビル、あっちのビル、と、
ビルの屋上を彷徨い歩いていたのだが、
そんな彼女が言うには、
「自殺する人ってさあ、その瞬間、心がもう、
あっちの世界に、逝ってしまってんねん。
〝あっち〟にある、安心と歓びに満ちた、
完璧な愛の世界を垣間見てしまった瞬間、
もうええわ、って、とっさに逝ってしまうんよ」
当時の彼女が言っていた言葉が思い出され、
天国を垣間見た瞬間、人は逝くんだな、
と、いまさらながら、感慨を新たにした。
と同時に、
自殺した人は天国へ行けない、というのは
まっかなウソで、ましてや、カルマでもない。
それもまた、完璧なタペストリーの糸のひとつで
本人には何の罪もなく、ただ愛へ戻っただけだ、
というアニータの言葉も心をよぎった。
自殺をした人や犯罪者は天国へ行けない、
なんて絶対にあり得ないことが、
今の僕ならわかる。
というわけで、
竹内結子さんのご冥福をお祈りいたします。