香港にも秋の雰囲気が漂いはじめた。
気温は下がり、風もさわやかだ。
一方、年末へ向かう慌ただしさや、
秋特有の、胸がきゅっと締め付けられるような
物悲しさも相まって、そこから、
なんとも微妙な不安感が込み上げてきたりする。
それは、特に理由のない漠然とした不安感で、
生活に支障が出るほどのものではないが、
僕の場合、明日も仕事かあ、と思った途端、
ふっと、今、この瞬間に在る神からズレ、
ぞわぞわっ、と不安感が立ち現れてくる。
なんていうんだろう、
愛である自分が、無限の全体側として、
この幻想の世界を生き始めると、
これまで何の違和感もなくやれてきたことに、
大きな齟齬を感じるようになる。
例えば、
会社で毎日出退勤の打刻をするとき、とか、
稟議申請をして会社から許可を得るとき、とか、
問題があった時に周囲から批判されないように、
あらかじめこういう手を打っておこう、といった、
会社員なら誰でも普通にしていることが、すごく、
本質の自分にそぐわないものとして感じられる。
そしてこの、
ハートの愛の流れにそぐわない行動の数々が、
不安感を醸し出す要因になっている気がする。
二極間のパラダイムの乖離は深まるばかりだ。
新しいパラダイムへ移行するか、
それとも、これまで通りの現実に留まるか、
兄貴は決して僕に無理強いはしないが、
早急に決断を迫られているような感じが
しないでもない。
なんで兄貴はこんなに焦っているのか。
謎だ。
この流れの変化は、
背後側の無限の全体を真実としてやってゆく、
と決めた僕だけが感じていることなのか、
それとも、もっと全体的なものなのかは
分からないが、いずれにせよ、
このままではどんどん苦しくなるので、
この際どこかで決断を下す必要がある。
これまでは、
今、この瞬間に在る神に繋がってさえいれば、
自分は何もせずとも、自然に起こることが起こる
と気楽に考えていたし、よくスピで言われる、
二極化もそんなに信じてはいなかった。
しかし、
「絶対に悪いようにはしないから…!」
という声がずっと僕の中で鳴り響いていて、
たぶん、個の僕には計り知れない場所で、
何かが起きているんだろうな、
とは感じている。
くーーっ!
で、でも、
こ、こわいよーっ!
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