今日は仕事帰りに、
香港そごうのデパ地下をぶらついてみた。
マカロンで有名なパリに本店がある高級菓子店
DALLOYAU(ダロワイヨ)を見つけ、
懐かしさのあまり衝動買いしてしまった。
名前は憶えていないけれど、買ったのは、
ラズベリーチーズケーキとチョコレートのケーキ。
一個900円もする高級洋菓子だが、
まあ、たまには、ということで買って帰った。
夕食後の満腹時に食べると、
味わいが半減すると思い、帰宅後すぐに、
コーヒーを淹れ、ケーキを取り出した。
2個は無理なので、チーズケーキの方を食べる。
濃厚だけど、全然しつこくない。
酸味と甘みのバランスも最高だ。
おいしいーっ、と込み上げる至福感を味わう。
このとき、神を味わっているのだ、と思った。
美味しいケーキ、コーヒー、ワイングラス、本、
大好きなあの人、地下鉄のホームにいた美女、
など、そこに何かよさげなものがある、と、
その存在に気づいた瞬間、
僕たちは、本当は〝神〟に気づいている。
僕たちを夢中にさせ、感動させ、キュンとさせる、
物や、食べ物や、人の背後に流れている気配、
その気配に気づいていることが、
神に気づいている、ということである。
本当は、物や、食物や、人や、状況に、
惹きつけられているのではなく、
背後にある神に惹きつけられているのだ。
だから、
好きになってはいけない人を好きになった、とか
甘いものがどうしてもやめられない、とか、
緊張でドキドキしている、とか、
実際、その正体は神である。
なので、
神に罪悪感を抱く必要など全くない。
そのことに気づくと、ここには結局、
神の愛の想念しかなかったことに気づく。
僕たちは、もう、神の中にいたのだ。
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