アメリカ大統領選で接戦が続いている。
僕はどちらかと言えばトランプ派である。
周りばかり気にして何もしない人より、
たとえ、極端な言動であっても、明確にこうする、
とはっきり示して実行してくれる人の方がいい。
それにトランプが落選すれば、今後中国が、
やりたい放題になると懸念されてもいる。
それにしても、
まだ結果が確定していないにもかかわらず
勝利宣言してしまうトランプ氏、
こんなオレオレ主義が支持される国で生まれた
奇跡講座はやはり、
他責型アメリカ人向けに書かれたものだ
と言えるだろう。
なので、
自責国家で育った日本人が実践する際は、
まずこの点を理解しておくべきだと、
感慨を新たにした次第である。
と、話は変わって、
奇跡講座では〝赦しの実践〟が、
とても大切な要素のひとつになっている。
もちろん僕も、このブログで書いているように、
それぞれの時代に差し出されたレッスンを、
その時々のレベルで精一杯赦してきた。(と思う)
赦しの第1ステップ:原因の所在を認識する
赦しの第2ステップ:聖霊と共に幻想を直視する
赦しの第3ステップ:聖霊による原因の取消し
(微妙に違っていたらすんません!)
これら〝赦しの3ステップ〟も、
僕の場合は、気づいて、感じて、見過ごす、
という感じでやっていた。
そして、
何を赦した時だったのかはもう忘れてしまったが
ある時、赦しが起きた後に、わわわーっと、
愛おしいような、全肯定されているような、
何とも形容しがたい、優しく穏やかな気持ちが
心の中にあふれてきたことがあった。
それ以降、この愛の気持ちを感じることが、
赦し完了の目安、となった。
今ではもう、愛の方が先行しているというか、
抵抗をやめて無限の全体側へ向かえば、
自分がすでに愛そのもので赦された存在だった
ことが自動的に体感されてくるので、
ある意味、何もしないことが赦しとなっている。
その赦しの過程で、僕にとって大きかったのは、
自分の内側に在る神に気づいたことだ。
神の愛の歓びが常に流れており、
自分はもともと〝それ〟そのものだった、
ということを体感として経験できた瞬間から、
何かをしているように見える兄弟は存在せず、
自分も前側(前方)にはいない、ということが、
理論ではなく、本当に理解できたのだ。
最初、この神の感じに触れた時、
自分はエゴの世界を天国のように感じている、
と思って、すぐさま封印した。
すると、逆に不安感がぞくぞく出てきて、
エゴの世界に独りぼっち的な感覚に襲われ、
もういいや、と抵抗を止めて飛び込んだら、
全部が神(父)だった、となった。
量子力学では、同じ振動数同士の素粒子が、
互いに引き寄せ合うのだという。
日常のほんの小さな歓びから神を見出す。
それが、天国の愛に気づく呼び水となる。