爽やかな風が吹く土曜の午後、近所のカフェで、
ワインを飲みながら読書でもしようと、
財布や、本や、スマホを片手にアパートを出た。
あちゃぁー。〝閉店ガラガラ店じまい〟していた。
街を歩けば、シャッターを下ろした店が目立つ。
巷ではテイクアウトやデリバリーが主流だが、
レストランやカフェやバーというのは、
店の雰囲気や店主のこだわりも含めて、
のものなので、料理が食べられればよい、
というものではない。
前回の記事でも書いたが、
赦しの実践以前に、絶対的に必要なのは、
〝自分責め〟をやめることだと気づいてから、
僕の心の反映である世界が一変してしまった。
少し前までは、赦していくうちに、
だんだん自分を責めなくなっていくんだろうなあ、
と思っていたがそうではなかった。
もう、何度も、何度も、何度も、繰り返し言うが、
神と同じ存在である自分を攻撃しながら、
神に戻ってゆくことなど絶対にできないのだ。
自分を責めていることに罪悪感を感じつつ、
聖霊、こんな間違った思いを修正してください、
と祈っても、自分がそう信じてしまっているので、
赦すことなど、どうやっても無理なのである。
逆に言えば、自分を大切にすること、
愛で満たすことで全てを赦すことができる。
じゃあ、どうやったら自分責めがなくなるのか、
となるのだが、それこそ自分に訊くべきだ。
人それぞれ〝責めどころ〟が違うため、
誰かの体験を参考にはできないのである。
僕の場合、徹底的に自分と会話をした。
そして、自分を絶対的に肯定した。
「こんなこと言われて傷つくのは当然だよ」
「ここで怒って何が悪い。それでいいんだよ」
「ダメでも大丈夫、たいしたことじゃないから」
「あんなやつムシムシ。自分は自分だよ」
自分を責めている人というのは、
基本、自分が間違っていて他人が正しい、
と思っているので、
まずは自分を肯定することから始める。
他人をコントロールすることは難しいが、
自分の考えを変えることなら可能なはずだ。
なので、自分を責めない。
お願いだから、
どんな手を使ってでも、自分なりの方法で、
まずはこれだけをやってほしい。
他人なんてどうだっていい。
どうかどうか、
優しく自分に寄り添ってほしい。
絶対にあなたの世界が優しくなると保証する。
赦しはそれからだ。
☟ 6年前のこの記事、自分でもすごいと思う。
相手と対峙せずに相手が変わることを望む。
これこそ自我で隠蔽だ!
と言う感じで、あと一週間で冬至である。
この冬至以降、新たな風の時代が始まると、
スピ界では言われているが、
僕の心を象徴する僕の現実世界に於いては、
どうやらこれは事実のようである。
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