あのシャイなマスターがやっているカフェのあと、
またまたあの退職金6000万円の友人と、
今度はマリオットでアフタヌーンティーをした。
いくら、アフタヌーンティーと言えども、
僕たちはシャンパンとかを飲むので、
やはり、一人1万円以上は使ってしまう。
これがディナーだと一人3万円くらいになる。
なので自然と、一緒に遊びまわれる友人も、
子供の学費やローンの心配がない、
ある程度稼いでいる独身者に限られてくる。
でも僕も、
いつまで香港にいるかわからない身なので、
今のうちに、おおいに香港を楽しむのだ!
マリオットのアフタヌーンティーは、
人数限定なので予約が必要なのだが、
本当においしかった。
ただのトマトだと思って食べたらスイーツだったり
一個一個のケーキに個性が表現されている。
そしてこれがまた、シャンパンに合うのである。
パリのカフェでは、シャンパンを飲みながら
ケーキを食べるのが〝粋〟らしいのだが、
何だかわかる気がする。
そうして、すっかりいい気分になって帰宅後、
爆睡してしまった。
なんと、土曜日の夕方6時半にベッドに入り、
起きたのが、あくる日の正午である。
その間、トイレとかには立ったりしたが、
ほぼずっと爆睡であった。
以前であれば、休日に何もせずに寝ていると、
自由な時間を無駄に過ごしてしまったという
焦りと後悔で自分責めが始まっていたのだが、
ほぼ内側(背後側)だけを向いている今はもう、
プログラムの更新が掛かっているのだな、
くらいにしか思わなくなった。
背後の無限の全体の中で愛を感じるには、
何はともあれ、深いリラックスである。
そして今この瞬間に在る神に気づいていること。
そのために、アフタヌーンティーへ行き、
カフェへ行き、シャンパンを楽しむ。
なぜなら、お金が欲しいのも、結婚したいのも、
仕事で成功したいのも、全てはこの、
自由な愛の感じを感じたいからである。
そして、この愛の感じは、
お金がなくても、結婚していなくても、
成功していなくても、今、ここに在る。