毎日、夜、30分ほど自己流の瞑想をしている。
7分くらいの同じ瞑想音楽を4回繰り返す。
一曲が終わるごとに瞑想の内容を変え、
最初の7分間は深い深呼吸を10回繰り返し、
2回目のリピートでは、背後の兄貴へと開き、
3回目で、その先の無限の全体へと没入し、
4回目で、ただ神の愛を受け入れる。
具体的なやり方というものはなく、
内容もその都度微妙に変わるのだが、
最初の深呼吸は必ず行なう。
ただ、お酒を飲んでから瞑想をすると、
血流が上がって苦しくなるので、お酒は必ず、
瞑想が終わってから飲むようにしている。
瞑想を始めた頃は、
自我のおしゃべり(妄想劇場)に邪魔をされ、
なかなか背後の神側へ入っていけなかったが、
根性で今この瞬間に集中し続けていると(笑)、
次第に、内側が外側を上回るようになった。
こうして、内側の愛がリアルになってくると、
本当にこの世界は、妄想だと確信できてくる。
例えば、本当は優しい両親に愛されながら、
快適なおうちでぬくぬくと平安に暮らしているのに
なぜか、吹雪の中を裸足で歩いていると妄想し、
妄想の方をリアルだと思っている、みたいな…。
しかし、今の僕は、
吹雪が映し出されているスクリーンの向こうに、
快適なおうちで寛いでいる自分が透けて見え、
あれ?見えない側の方が本当なんじゃ…?
と気づき始めている。
「これは真実じゃない、妄想だ、妄想なんだあー」
と、頭で言い聞かせているレベルだったものが、
いまでは 「もう、こんなん、ええわ!」と、
妄想を妄想として別の所から見て、
立ち止まれるようになってきている。
これが自分が作った妄想なんだ、ということを、
形而上学ではなく、体感で理解できたことは、
とても大きなことだと思っている。