今日から四月である。しかし、めちゃ寒い。
日本も寒いらしいが、香港も最低気温13℃くらい。
まさに倒春寒(寒の戻り)という感じである。
いま、M氏を通じて、家具や電化製品を、
香港版メルカリに出品しているのだが、
有り難いことに続々とオファーが舞い込んでいる。
冷蔵庫、空気清浄機、洗濯機、電子レンジも
日本人の方に買っていただけることになり、
こんな中古でもよいのか、と、
ちょっと、申し訳ない気持ちが湧いてくる。
そんな中、今M氏と売値を検討しているのが、
GE(ゼネラルエレクトリック社)が1920年代に
製造したアンティーク扇風機である。
1997年くらいにマカオの骨董屋で買ったのだが、
いくらで買ったかも覚えていない。
最初7500円で出品したら30件の買い手があり
調べてみると、最低でも5万円で売れる商品
であることが判明し、それでM氏は、
5万円で再度出品しなおす、と乗り気だ。
来週からは家具を売る計画である。
M氏が買い手を確定した後、僕に知らせてくれる。
後は僕が相手とやり取りをして、
売った商品を取りに来て貰い、代金をいただく。
僕はこれまでずっと財務本部長だったので、
こういう商売チックなやり取りは苦手だったが、
今回M氏の力を借りて売買をやってみて、
要らないものを持っている人と、
それを必要としている人とを仲介する商売って、
なんか面白いなあ、と感じた今日この頃である。
来週からは、家具の処分もさることながら、
引っ越し日からフライト日までのホテルの予約、
フライト72時間前PCR検査の予約、
関空から実家までのハイヤーの予約、
(※関西空港から公共交通機関は使えない)
など、本格的な日本帰国準備が始まる。
と同時に、4月21日からコロナ対策が緩和され、
ジム、マッサージ店、飲食店(午後10時まで)、
映画館、学校や塾などの対面授業が再開される。
香港で過ごす最後の4月。
顕われては消えてゆく在り様を、慈しみながら、
全力で見とめ、聞きとめてゆく。
今日自分は死ぬ、と覚悟して今を生きてる感じ。
今日ベッドに入った瞬間人生が終わるのなら、
自分は今ここでこんなことをしているだろうか?
それを本当に実行に移した時、真に自由になる。
今日死ぬのに、あなたはその会社にいるのか?
今日死ぬのに、あなたはその人といるのか?
今日死ぬのに、あなたは過去の事で悩むのか?
そして、本当にあなたは今日死ぬのである。
会社を辞めて悟ったことがある。
自分が最もいたくないと思っている場所で
愛や自由を得ようとしても無理である。
だが、慣れ親しんだ場所を離れるのは怖い。
それで色々言い訳をして自分を納得させる。
会社の兄弟も愛だとか、聖霊に委ねるとか。
うそつけー!
自分が手放す勇気がないだけだろう。
そんな所にいて、どんなにテキストを読んでも
絶対に赦せないし、終われない。
なぜなら会社以外で展開される可能性を、
全く信じていないからである。
本当はどうしたいか、自分を正直に見る。
本音の自分に向き合わない限り、
奇跡講座なんて100年やっても無駄だ。
真理になんてかすりもしない。