👆古いコートのポケットから証明写真が出てきた。
運転免許証の書き換え用写真で26歳くらいか。
セピアがかっていてなんだか大正時代の人みたい
ちなみに着ているコートは ポール・スミス
安倍元総理が奈良で選挙演説中に銃撃され死亡した。
テレビでは報道されなかったが、二発目の弾が命中し、
安倍元総理が倒れる瞬間の映像をようつべで見た。
一発目の銃声で振り向いた瞬間、二発目が撃たれ、
うずくまるように瞬時に倒れていた。
森友学園、加計学園、桜を見る会、アベノマスク、と、
総理時代はいろいろと物議を醸していたが、
これら幻想の物語も、本人の肉体の消失とともに、
完璧にカタがつき、消えて行ってしまった。
また、この銃撃事件で日本中の人が思ったと思う。
人間、5秒後にはどうなっているか分からない、と…。
以前は、10年後どうなっているか分からない、
来年どうなっているか分からない、だったのが、
今はもう、5秒後どうなってるか分からない、である。
たぶん、瞬殺された安倍さん本人も、
自分が死ぬとは露にも思ってはおらず、死んでもまだ、
自分が死んだことに気づいていないんじゃないか?
うちの母なんて、テレビを見ながら、
「この男、おんなじ殺すんやったら、
プーチンを殺したらええのに…」
と、わけの分からないことをつぶやいている。
👇たぶんすぐに削除されると思う
だからといって、僕の場合、
5秒後にはどうなっているのか分からないのだから、
今この瞬間を悔いのないように生きよう、とか、
思い切り自分のやりたいことをやって生きよう、とか、
今のうちに備えをして、リスクを最小限に減らそう、
という感じにはならない。
どちらかというと、5秒後に何が起こってもOK、
無一文になっても、病気になっても、最悪死んでも、
全然大丈夫、という境地にいる。
まあ、実際そうなったら、相当ちょちょ舞うと思うが、
大騒ぎしてもそれで大丈夫、なことを知っている。
ベクトルが完全に背後側(素粒子側/見えない世界側)
へ反転してしまうと、そっちの方が真実であることが
明らかになってくるので、どんな思いも相手にせず、
笑い飛ばすことができるようになる。
一週間後に死ぬ確率98%だったら、
あなたは、明日、会社へ行きますか?
今やっていることを明日も続けますか?
会社に行かなかったら、あなたにとっての会社は、
ただそれだけのものなのだ。
もし僕が、一週間後に死ぬ確率98%だったら、
最後のその瞬間まで小説を書いていると思う。
そして、そこに、この夢の世界を生きるヒントがある、
と思うのだ。
というわけで、安倍さんの死から、
様々なことを考えさせられた一日であった。