香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

ムカつく兄弟を信頼せよ!

 

 

ヴィンセントが九州での旅を終えて大阪へ来たので、

 

夜ごはんに付き合うために地下鉄で梅田へ向かった。

 

電車が来て僕が乗ろうとすると後ろがガラ空きなのに

 

扉付近の数人がつっ立ったまま動こうとしない。

 

仕方なく僕は、彼らを押し分けるように乗り込んだ。

 

東梅田の駅に到着し、扉が開いた。

 

ちょうど扉の前がエスカレーターになっていて、

 

扉が開くと同時に、扉付近にいた数人が、

 

さっとエスカレーターの方へ飛び出していった。

 

彼らはすぐにエスカレーターを上りたいがために、

 

扉付近から頑として動かなかったのだ。

 

去ってゆく彼らの後姿を見ながら、ムッカーときた。

 

はっきり心の中で「こいつら死ねばいいのに」と呟いた。

 

強烈な憎悪を彼らの背中に突き刺す。

 

今日の自分はなんかオカシイ、と思いながらも、

 

僕は彼との待ち合わせ場所へと急いだ。

 

 

 



行きつけの鰻(うなぎ)屋さんへ彼を連れて行った。

 

しかし、まだ8時前なのに、今日の鰻は完売したという。

 

次に焼肉店へ向かったが、やはりそこも長蛇の列で、

 

しゃぶしゃぶ店、すし屋、懐石の店、と、行く店行く店、

 

なぜか、どこも満席で長い列ができている。

 

大阪は僕の地元なので、ちゃんとアテンドしなければ、

 

という思いもあり、焦りながらもあちこち探してみるが、

 

どこもかしこも、人、人、人、でワチャワチャしている。

 

それで最後は、このブログで何度も紹介している、

 

ひとりでよく行くビストロの店へ向かうことにした。

 

ここなら二席くらい何とかなるだろうと踏んだのだ。

 

 

 

 

泉の広場へ向かう地下街を歩いている途中、

 

またまたむかっ腹が立ってきた。

 

どいつもこいつもぞろぞろ街に出てきやがって。

 

こんな人の多い日曜の夜に外食なんかしたくないのに、

 

よりによって大阪へやってきやがって、と、

 

最後はヴィンセントにまでむかつく始末だった。

 

 

で、ビストロの店で食事をし、

 

最後に注文していたパエリアがやってきた時、

 

写真を撮ろうと手を伸ばした瞬間、

 

鉄の皿に指が触れ、じゅっ、と火傷をしてしまった。

 

 

 



 

全身、あっちぃー、いってぇー、一色になった。

 

その瞬間、ああ、こういうことか、と理解が起こった。

 

あの地下鉄のエスカレーターで発した〝死ね〟が、

 

行く店、行く店を兄弟たちで埋め尽くさせ、

 

その様子を見て発した憎悪が、この火傷になった。

 

自分の意識を向けたものが顕われた。

 

夢の登場人物は全て自分であるがゆえに、

 

死ねばいいのに⇒どこも満員⇒火傷、となって、

 

ぱーんっ、と自分に弾き帰って来たのだ。

 

 

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店員さんが袋に入った氷を持ってきてくれた。

 

それで冷やしていると痛みはすぐになくなった。

 

大好きーっ、の感覚が戻って来た。

 

地下鉄の兄弟たち、店に並んでいた兄弟たち、

 

みんな僕が創ったのだ。

 

そして僕は、僕が創った兄弟たちに導かれている。

 

 



兄弟を憎悪したから火傷をしてしまった、ではない。

 

今後、どんな兄弟が僕の前に現われ、

 

それに対して、僕が怒り狂おうが、憎悪に燃えようが、

 

ちゃんと兄弟たちが愛へ連れ戻してくれる。

 

兄弟がやってくれる全てのことに任せるのだ。