香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

僕だけぽかぽか陽気

 

👆 我ながら完璧な一枚が撮れたと自画自賛

   この日は貸し切りのように人がいなかった

   この前の日曜の夜とはえっらい違いだ

   これが今の僕の心の中?

 

 

というわけで、ヴィンセントシリーズはまだまだ続く。

 

彼はあと2日大阪にいるので色々アテンドしている。

 

で、今日はどこへ連れていこうか、と兄貴に相談したら、

 

なんと〝姫路城〟を提案された。

 

ええーっ、姫路城?

 

自分では絶対に思いつかないよ。

 

でも今日は寒いし、神戸辺りをぶらつくのでいいよ、

 

と言うと、大丈夫だから行ってこい、と言われた。

 

姫路城なんて小学校の遠足以来だよ、と思いながら、

 

朝10時にJR大阪駅の中央改札口で待ち合わせた。

 

 

👆それにしても、私はなんで、こんな城の前で、

   こんな写真を撮っているのでしょうか?

   昨日まで考えてもいなかった場所にいる事実。

   昨日と全然違うことをする自分を受け容れる。

 

 

前回書いたあの〝赦しの日曜日〟から一転し、

 

とてもポカポカした気持ちの良い冬晴れの一日だった。

 

姫路城もガラガラで、人がほとんどいない。

 

おかげでよい写真がいっぱい撮れた。

 

 

 

 

急な階段、狭い本丸、固い板の間、当時の人々は、

 

こんな不便なところでどうやって暮らしていたのだろう。

 

トイレなんて一か所しかないし、もちろん水道もない。

 

なんか、時代劇で見るお城とは全然違ってた。

 

調べてみると、天守閣は権力の象徴的存在であって、

 

実際には、城主は本御殿とかに住んで政務を行ない、

 

お城は倉庫とかとして使われていたらしい。

 

それでも、当時の人々のフォトンを感じながら散策し、

 

とても穏やかで意義深い時間を過ごすことができた。

 

 



 

お城を見学し終え、門を出ようとしたとき、

 

姫路駅前商店街で使えるクーポン券をもらったが、

 

あまりパッとした店がなかったので、

 

神戸三宮に出ることにした。

 

元町で電車を降り、南京町の中華街を歩いた。

 

ここへ来るのは20年ぶりくらいだろうか。

 

以前はもっと活気に溢れていたような気がする、

 

と歩きながら思った。

 

露店で売っているB級グルメを食べ歩きするか、

 

それともお店に入るかで迷ったが、

 

くつろぎたかったので、四川料理のお店に入った。

 

麻婆豆腐と回鍋肉を注文した。めちゃ美味だった。

 

 

 

 

それから大阪へ戻って一杯飲もう、ということになり、

 

サラリーマン時代によく通っていた、

 

梅田食堂街の焼き鳥屋へヴィンセントを連れて行った。

 

高架下とかによくあるただの一杯呑み屋なのだが、

 

これが意外にもヴィンセントのツボにはまり、

 

「そうそう。こういうところに来てみたかったんだあ」

 

「メスギモとか、ホルモンとか、もう美味すぎーっ!」

 

「俺は今、日本の場末の安酒場で飲んで、るーっ!」

 

(おい、これが日本語だったら追い出されてるぞ!)

 

と、感動しきり、ハイテンションで盛り上がっていた。

 

でもまあ、外国人が一人、

 

こういう店に入るには敷居が高いと思われ、

 

お役に立てて本当によかったよ。

 

 

👆一番手前のおじさん、ずっと一点を見つめ、

  ひとり黙々と飲み続けていた。

  背中が家に帰りたくないと言っている。

 

 

それで、家に戻ってニュースを見ていたら、

 

今日は寒風吹きすさぶ激寒の一日だったとかで、

 

強風で、コートや髪を煽られながら歩く人々の映像が

 

流されていた。

 

ええっ!

 

僕にとっての今日は、風ひとつない、ぽかぽか陽気の、

 

とてもうららかな一日だったのに。

 

ああ、そっか、兄貴か。

 

まあそういうことにしておこう。

 

それにしても、なんで姫路城だったんだろう?

 

 

blog.hoshitani-shusaku.com

blog.hoshitani-shusaku.com

blog.hoshitani-shusaku.com