香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

今の、いまの、今

 

 

授業もあと一週間となり、前期試験を終えると、

 

そこから、2か月の長い夏休みとなる。

 

前にも書いていた通り、今年の夏休みは、

 

どこへも行かず、何か新しいことをすることもなく、

 

静かに〝今この瞬間のありよう〟のまま過ごそう、

 

と思っている。

 

まあ、筋トレ、小説創作、ときどき新世界、で、

 

この夏は過ぎてゆくと思われ、これから過ごす、

 

何もない夏、に、すごく穏やかな気持ちでいる。

 

 

そんなおり、老人ホームへ入っている叔母を訪ねた。

 

叔母を訪ねるのは二か月ぶりだ。

 

85歳になる叔母はとても元気にしていたが、

 

「もうヒマやあー。退屈やあー」を繰り返していた。

 

辺鄙な場所にあるため、外出もままならず、

 

パソコンも、スマホも、使えない叔母にとって、

 

いまは、文庫本の西村京太郎シリーズを読むのが

 

唯一の時間つぶしになっているのだという。

 

それでも、彼女は今を受け入れて生きている。

 

85年間の人生の中で、僕には想像もできない、

 

様々な、絶望、悲しみ、憎しみ、よろこび、快楽、

 

を経験してきたはずなのに、今はこうして、

 

安らぎの毎日を送っている。

 

そうなのだ。僕たちはどんなことが起こったって、

 

ちゃんと死ぬまでは生きている。

 

だから、大丈夫なのだ。

 

今回の差し入れは、パンとお菓子だったが、

 

次回は、本をたくさん持っていくつもりである。

 

 

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叔母を訪ねた帰りに、高槻の実家に立ち寄った。

 

事前に行くと連絡しておいたので、母はたくさん、

 

夕食の料理を用意しておいてくれていた。

 

「私のおかあちゃん(僕の祖母)が死んだんは、

 

 あの年寄りの医者が手術に失敗したせいや!」

 

「仲良しのゆりちゃんが、特別養護老人ホームに

 

 無理やり入れられ、それから連絡が取れへんねん」

 

「この西瓜、ひときれ700円もしたんやで、

 

 ホンマもう世も末やなあ。そやけど、まあええわ、

 

 来年はもう、私もこの世におらへんし…」

 

ビールで晩酌をしながら、

 

すでに何十回と聞いた話に相づちをうつ。

 

 

湧き起こっては消えてゆく雲の流れのように、

 

一瞬顕われては、跡形もなく完璧に消え去ってゆく

 

様々な事象を、私の人生に起こった出来事、として、

 

後生大事に抱えていることが、アホらしくなった。

 

それだからこそ、今の今の今、を、

 

ちゃんと目を見開いて生きることが大切なんだ、と、

 

それが、

 

デイケアサービス2連発(笑)を終えた、

 

今日の僕の感想であった。(爆)(笑)