日本に緊急事態宣言が出された。
安倍総理は日に日にヨレヨレになっていくのに、
百合子都知事と昭恵夫人はますます元気だ。
やっぱり女性の方が〝緊急事態〟に強いのかな。
香港でもまだテレワークや隔日出勤は続いている。
とにかく、人と接触しないことが第一優先らしい。
会社へ行くな、家にいろ、と国から言ってもらえるなんて、
僕からすればもう、幸せすぎて震えがくるほどである。
正々堂々と、おおやけに、バッチリお籠りができる。
まあこれも僕が独身で、休んでも給料が出る身分だから
そんな悠長なことを言っていられるのかもしれない。
例えば、今回の政府による外出自粛要請によって、
旦那と子供が一日中家にいることになった専業主婦や、
平日も家族と過ごさねばならないお父さんなど、
〝24時間一家お籠り状態〟はまさに地獄だ、
と言う人も多いのではないだろうか。
それに、商売をしている人には死活問題でもある。
だが、もうここは、腹をくくるしかない。
起きていることに抵抗するのをやめ、
この機に、仕事、学校、趣味の集まり、飲み会、など、
これまで外へ出ることで直視することを避けてきた、
〝家族内分離〟にしっかりと向き合ってみるのだ。
どうするかというと、
いま、この瞬間に起きていることに〝ただ在り〟、
家族という自分が作った夢の登場人物をただ見過す。
そうすることで、自分の認知機能障害に気づいてゆく。
家の中で、妻や夫や子供が放った心ない一言に、
はらわたが煮えかえったら、また、大喧嘩に発展したら、
その状況に抵抗せず、ただ〝在り続ける〟ことで、
本当は愛し合いたい、感謝しあいたかったんだ、という、
怒りの裏に流れている本当の気持ちに気づいてゆく。
そして、その裏の気持ちこそが神の愛なのである。
何のことはない、怒りは愛の裏返しだった。
以前、ウイルスは人と人とを分離させる、と書いたが、
最近、ウイルスが人々を分離させているのではなく、
すでに人々が分離していたことに気づかせるために、
ウイルスが顕れているのではないかと思うようになった。
ひょっとして、ウイルスも愛が裏返った結果なのかも…。
というわけで、
ひとつの意識である〝所帯持ち兄弟〟の皆様が、
こうして家族内分離を赦してくださるお陰で、
独り身の僕は、家でまったりワインを飲みながら、
イースターの長期休日を過ごせる。
改めて、所帯持ちコース兄弟の皆様、
ごっつあんですっ!
その代わり、
ピラフを注文したらパスタが来ました、とか、
部屋に入ってきたコバエを赦しました、とか、
そういうのは僕に任せといて!(笑)
(👆でたあー、ご都合奇跡講座!)
👇 定番、地獄シリーズ。懐かしいーっ! 👇
話は変わって、アパホテルに隔離ってどうなんだろう?
僕も東京支社へ出張する際、ドーミーインが満室だと、
アパに泊まることもあるのだが、う~ん、
あの狭い部屋で外出もせずに14日間も過ごすのは、
アパの社長、あ、もとい、コロナより怖いかも…。