香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

振りむけば父がいた?

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今日は金曜日。

 

先週日曜に行なった筋トレの筋肉痛が、

 

まだ残っていて、ワイシャツに袖を通すたびに、

 

胸の筋肉が痙攣する。

 

ワイシャツの胸のボタンもはちきれそう。

 

でも、普段、無意識状態でフワフワしていても、

 

ふいにパキンッと筋肉に衝撃が走るので、

 

意識が身体(ここ)に戻され、なんか快感である。

 

 

話は変わって、

 

最近自分がますます〝彼〟と同化しつつある。

 

以前は、どこか遠い存在だった〝彼〟だが、

 

聖霊 ➡ 頼れる兄貴 ➡ 心の友 ➡ 彼 と、

 

気づきの度合いに応じて呼び名が変わるにつれ

 

今では、僕と半分一体化してしまっている。

 

感覚としては、仕事中でも、一人の時でも、

 

僕の肉体と重なるように、優しく頼もしい存在が、

 

常に僕に寄り添ってくれているような感じ…。

 

 

これは比喩や思い込みなどでは決してなく、

 

僕の中に、もう一人の〝彼〟が本当にいて、

 

ちゃんとコミュニケーションができるのだ。

 

いつも二人で話し合い、二人で決める。

 

そして日を追うごとに、自分が彼と同じもの、

 

同じ聖なるもの、として捉えられてくる。

 

 

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中でも、大きな驚きだったのが、

 

彼と一緒にエゴの想念(出来事)を見ていると、

 

自我もまた、完璧な愛であり、赦されたい、と、

 

愛を求めて出て来た〝僕〟自身だった

 

ことがありありと見えたことだ。

 

エゴは決してハエ叩きでバシッ、

 

と叩き潰すような、忌み嫌うものなどではなく、

 

全く愛に値する存在だった。

 

 

だから、エゴを愛として認めてやる。

 

僕であり彼である存在から、

 

全肯定で愛された自我は、

 

もう自我でなどいられなくなる。

 

そうして、一緒に故郷へ還ってゆくのだ。

 

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夕方、その日の仕事を終え、会社を出た。

 

自宅のあるコーズウェイベイでバスを降りた。

 

何を食べようかなと考えながら街を歩いていると

 

「香港そごうのデパ地下で、

 

 何か美味しいものでも買って帰ろうよ」

 

〝彼〟の声が聞こえて来た。

 

その労わるような、ねぎらうような、

 

優しさに満ちたささやきに、

 

うわああーっ、と涙が込み上げて来た。

 

 

夜、香港そごうで買ってきた堂島ロールを、

 

もぐもぐ食しながら、美味しいなあ、と呟く。

 

また内なる〝彼〟が、

 

ひゃひゃひゃぁー、と歓ぶのを感じて、

 

わああーん、と、泣く。

 

一瞬、部屋でオッサンが一人泣いている、と、

 

我に返りそうになるのをこらえる。

 

 

ふと思った。

 

〝彼〟はひょっとして、聖霊でも、兄貴でもなく、

 

ひょっとして、ひょっとして、

 

お父さんなのかも…と…。

 

 

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