香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

1994年を赦した

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昨夜、

 

ひとり部屋で瞑想をしていた時のことだ。

 

僕の瞑想はただ、意識を背後の神に開いて、

 

ただ、ぼやーん、としているだけのものだが、

 

そこに突然、ある人物のイメージが現れた。

 

 

彼は、僕が香港へ来て最初に入社した

 

日系企業の香港事務所にいた香港人で、

 

名前をレイマン・チェンと言った。

 

当時の彼は30代後半くらいだっただろうか、

 

背が高く大柄な体つきで、声もでかい。

 

歩合制で電子部品の営業をしていた。

 

歩合で商売を取ってくるだけあって押しが強く

 

言動も直接的で高圧的なところがあった。

 

 

それで、入社当時の僕は、

 

そのレイマンからプチいじめを受けていた。

 

社員がたった数人の事務所だったが、

 

レイマンと日本人の所長は非常に仲が悪く、

 

いつも大声で言い争っていた。

 

僕はと言えば、中国広州での留学を終え、

 

香港に来たばかりで、右も左もわからない。

 

本場の広東語にも、生活にも慣れておらず、

 

必然、仕事は日本人の所長から学ぶことになる。

 

得意先も、その所長と一緒に回った。

 

レイマンはそれが面白くなく、やがて、

 

日本人の所長の後ろをついて回る僕のことを

 

〝犬〟と呼ぶようになった。

 

香港人のスタッフに対し、

 

「〝犬〟の仕事なんか手伝うことない!」

 

「あの〝犬〟の広東語、笑っちゃうよな!」

 

というようなことを〝陰で〟言われ続けた。

 

しかし、当時の僕は、

 

香港人スタッフに嫌われたら終わりだ、

 

という意識もあり、怖くて何も言い返せなかった。

 

やがて、スタッフとの関係も悪くなっていき、

 

どうしていいかもわからず、苦しんだ。

 

それどころか、僕は日本人の所長からも、

 

ひどいパワハラを受けていたのだ。

 

(下記に貼った過去記事のリンクを参照)

 

 

👇 当時の辛い過去を何度も赦していた

  今こうしてひとつの幻想が消去されたのも

  一生懸命赦した結果だったんだと解かる

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結局、僕はその会社に2年いた。

 

労働ビザの更新が済むまで我慢したのだ。

 

幸い、レイマンは僕が入社して3か月ほどで、

 

所長からクビを言い渡され、辞めていった。

 

彼が去って間もなく、その所長も日本へ帰任し

 

それからは、まあまあ楽しく過ごせた。

 

 

こうして、

 

完全に忘れ去られていた大昔の記憶が、

 

レイマンの姿と共にいきなり蘇ってきた。

 

しかし、映像の中の彼は、当時とは違い、

 

僕に向かって優しく微笑んでいる。

 

それは、

 

強さの中にも暖かさのある笑みだった。

 

やがて、彼は僕に近づいてくると、

 

すっ、と僕の体をそのまま通り抜け、

 

僕の背後へと消えていった。

 

瞬間、僕の中で、

 

彼が聖霊(〝彼〟)に変わったのが分かった。

 

彼が持つ〝本当の強さ〟が僕のものになった。

 

28年前の当時の僕は、その強さを、

 

高圧的、直接的、押しが強い、と捉えていた。

 

しかし、自分の中に愛の強さを取り戻した今、

 

かつては自我であった彼を、今度は聖霊として、

 

僕の中へ迎え入れることができるようになった。

 

 

瞑想を終えた後、

 

元来の強さを持ったレイマンの〝気質〟が、

 

僕の中に息づいているのを感じた。

 

それは全てを受け容れる凛とした強さだ。

 

 

言葉ではうまく説明できないのだが、

 

誰かを赦す、とは、こういうことなのか、と、

 

僕はこの時、心から腑に落ちたのだった。

 

 

僕が赦したのはレイマンではなく、

 

1994年の僕だったのだ。