👆 ザ・ペニンシュラホテル
今日は復活祭明け初日の出勤ということもあり、
メールやチャットのやり取りで忙しかった。
午後から肩の筋肉が強張って来たので、
夜、仕事帰りにマッサージへ行ってきた。
ちょうど男のマッサージ師しかいなくて、
まいっか、とお願いしたら、
プロレスラーみたいな巨漢の男が現われた。
手が大きく、指圧の力も女性の三倍くらいあり、
ものすごい圧でガンガン揉まれるので、
雑念が浮かんでもすぐさま今に引き戻される。
まさに、
強制自動ヴィパッサナー状態の90分だった。
👆 プラネタリウム
イースターの休暇の間、こうだ、ああだ、と、
ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅやっていた帰国騒動だが
結局、香港残留の方向で調整することとなった。
決め手となったのは、
今僕が住んでいるアパートの大家さんが、
1か月前に通知すれば、
いつでも賃貸契約を解除できるように、
契約を変更してくれたことにある。
というのも、
普通、香港の賃貸は2年ごとの契約更新で、
そのうち一年間は契約を解除できないのだ。
家にお化けが出ようが、隣りで騒音がしようが、
必ず一年間は住み続けなければならない。
例えば、
どうしても3か月で部屋を出たいと思ったら、
残り9か月分の家賃を払って出ていくのである。
しかし、多くの外国人が帰国してしまい、
部屋の借り手がいないこのご時世にあって、
うちの大家さんも、こちらの条件をのまなければ
今度いつ、借り手が見つかるか分からない。
また、僕の方にもメリットがある。
仮に転職先の職場を即行クビになっても、
1年間分の家賃を払うことなく、
さっさと日本へ帰国することができる。
僕は、コロナが収束すれば、
即刻日本へ帰国すると決めているので、
いつでもアパートを引き払えるのは有難い。
しかし、最終的に僕が選択できたのは、
こういう物理的な要因ではなく、
自分が決めた選択は、どんなものであれ、
それは神の選択だ、と理解できた点にある。
「神の中で下した決定に間違いはあり得ない」
と、自身の選択に真の信頼を置けたのだ。
そして、選択に信頼を置くとは、
たとえ、選択した結果、
どえらい酷い目に遭ったとしても、
やっぱりそれは神の選択であり、
凛として全てを引き受けられる、
ということである。
あの時、自分がした選択は間違いだった、とか、
あの時、ああしていればこんな事にならなかった
といった、
過去の自分を責めるような真似は絶対にしない。
そんなの、
当時の自分に対して愛が全く感じられないし、
神の選択を公開しているのと同じだからだ。
そんなわけで、今回差し出されたのは、
どこまでも神を信頼するレッスンであった。