香港の日中の気温は摂氏20℃、
毎日さわやかな晴天の日が続いている。
そんな中、コロナ措置で停止されていた
ヘアサロンの営業が再開されることになった。
ただし、飲食店は引き続き午後6時までで、
パブやバー、ジム、プール、ネイルサロン、
エステ、マッサージ店、映画館、コンサート場
なども4月20日まで閉鎖となる。
「香港は〝ゼロコロナ〟を目指すべき」という
中国高官の発言にピリピリしている香港政府。
これって、インフルエンザを一人も出すな、
と言っているに等しく、不可能だと思う(笑)。
それでも僕の場合、散髪は必要だったので、
日本人のスタイリストさんに家まで来て頂き
家で散髪をしてもらっていたが、
まあ、幸い床屋禁止令が解かれた今、
これもまた、香港でのよい思い出となるだろう。
と、ここまで色々書いてきたが、ここからは、
〝自分〟は一体どこにいるかという話である。
摂氏20℃を心地よく感じている自分?
ヘアサロンが再開されて喜んでいる自分?
香港政府のやり方にイラっと来ている自分?
また、自分はどこいるか、と言っている自分?
明らかに、自分と思える主体が、
何かを言ったり、思ったり、やったりしている。
自分なんて幻想で、そんなものはどこにもない、
などという、ああ知ってる知ってる、レベルの
聞きかじりのヘリクツを抜きにしてみれば、
やはりちゃんと〝自分〟らしきものがあり、
色々考えて、日々生活をしているのが判かる。
じゃあ、自分がここにいる、と
認識されているものの正体は一体何なのか、
何を以って、これが自分だと知覚しているのか、
仮に、自分なんてない、が真実だとして、
その幻の自分は何からできているのか、
その事実を、人から聞いたり、本で学んだり、
実践をして会得しようとするのではなく、
徹底的に何もしないで自分の様子をみてゆく。
自分の本性は神であり愛そのものである、とか、
自分とは全体に属するものである、とか、
本当の私は神の子であり無辜である、とか、
分離した個など存在せず見過ごすだけ、とか、
そんなヘリクツはどうでもいいから、日頃、
自分だと思ってる自分は何からできているか、
先ずは、自分をとことん突き詰めてみる。
そして、それは、
すでに剝き出しなってここに現われている。
これは奇跡講座でも同じだ。
「ああ、それって、テキストの第何章第何項に
書いてあるアレね、知ってる知ってる」
みたいな事をやっている限りカタはつかない。
そこには、なんちゃら勉強会に参加し、
奇跡講座というツールを通じて学ぼう、
としている〝自分〟が存在している。
本当は、
奇跡講座という事実そのもので在らない限り、
絶対に絶対に終われないのに…。
もったいつけるわけではないが、
自分がない、の事実については、
とても文章で表現することなど無理なので、
いつか語れる時が来たら、
インスタか何かで配信する予定である。