👆 怪しい香港の不動産会社社長M氏は、
ワクチンを一度も打っていないので
(DNAが組み替えられるのを恐れている)
飲食店に入れず、道しか歩けないため、
仕方なくホテルで家飲みする(笑)
日本のゴールデンウィークに当たる3日~5日は
全てを終わらせてゆく怒涛の3日間であった。
次々に家具や電化製品が引き取られてゆき、
(香港は狭いので向こうから取りに来てくれる)
夜は夜で、友人たちとの最後の会食が続き、
その合間を縫って、足の裏の角質取りに行ったり
コン親方のマッサージと垢すりを受けに行ったり、
トレーナーと筋トレをしたり、散髪に行ったりした。
コン親方は、今回が最後だということで、
時間を延長して念入りにマッサージをしてくれ、
トレーナーも、日本でも正しいトレができるよう、
筋トレのやり方総ざらえをしてくれた。
特に、香港の怪しい不動産屋社長M氏は、
家具や電気製品の処分を手伝ってくれたり、
ガスや電気のキャンセル手続きを請け負ってくれ
本当に本当に感謝である。
👆 日本へ持ってゆく引っ越し荷物はこれだけ
そして、5月5日の朝、ヤマト運輸の人が来て、
最後の荷物の運び出しをした。
この日は、普通の担当者ではなく、
引っ越しセクションのトップであるM女史が、
最後だということで、わざわざ来てくださり、
一緒に引っ越しに立ち会ってくださった。
彼女とは、香港内で引越しする度にお世話になり
香港に来た時期も同じで、色々話が合うのだ。
今回、僕が会社を辞め、引っ越し代が自腹なこと
を知ると、最大限の値引きをしてくださった。
👆 大家さんから送られた茶器
レトロな箱が好き!
こうして部屋は空っぽとなり僕はホテルへ移った。
5日の夜、大家さんと部屋の明け渡しをした。
壊れた箇所はないか、水回りに問題はないか、
を確認し、最後にデポジットの小切手をもらう。
僕は大家さんに、29年間の香港生活の中で、
この部屋が一番好きだ、と伝えた。(これは本当)
最後に大家さんから、幸運を祈ります、と言って、
香港式の茶器をプレゼントされた。
👆 必死のパッチで腹筋頑張るボク
容赦なしの鬼トレーナー天田氏
こうして、全てが最後となる三日間を過ごして、
最後なのはなにもこの三日間だけでなく、
毎瞬毎瞬が最後だったのだと気づいたのだ。
ほぼほぼ今日と同じ日が続く日常生活の中でも、
一瞬一瞬が最後であり、変わらないものはない。
見えているもの、聞こえているもの、
味わっているもの、感じているもの、
匂っているもの、といった首から上の活動は、
常に変化していて、少しも同じではない。
それはどんなに安定した人生を送っていても
同じで、留まることなく顕われ、消えてゆく。
しかし、こう書くとまた、
一瞬一瞬を最後だと思って過ごすんですね、
という〝考え〟を実践しようとしてしまうが、
そうではなく、実践する誰かなど存在せず、
目や耳や鼻や口や皮膚や脳もなくて、
ただ、赦され切った瞬間瞬間の表現そのものが
首から上で直接展開している。
👆 家具の引き取りに来たのは
女性と老人の集団。大丈夫か?
というわけで、明日は帰国前のPCR検査である。
もし陽性だったら即隔離、帰国はオジャンとなる。
それでも大丈夫、どんなに考えで注意していても、
起こることは起こり、完璧に消えてゆく。
こう書くと、委ねるのだ、とか、受け入れるのだ、
という〝考え〟で納得しようとしてしまうのだが、
何が起こっても、完璧にカタがついていて、
赦され切っていて、すでに天国に触れている。
完璧に解放され、赦されきっている世界は、
分かろうとしたり、納得しようとしたり、しなくても、
すでにここに在り、慈愛と平安に満ちている。
こんなそんなで、怒涛の毎日のため、
インスタライブができずじまいでした。
スンマセン!