香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

過去だと思っているもの

暑い午後はとりあえずビール!

 

 

 

僕の世界は日に日に変化を遂げ、

 

最近では、今見ているこの場面が、何の脈絡もなく、

 

いま突然顕われている、という感覚で生きている。

 

友達と会って、あんなことがあった、こんなことをした、

 

と語り合ったとしても、これらの過去の経験が、

 

今この瞬間にパッと作られたように体感されている。

 

しかし、これを読んだ時、

 

「こういう経験、自分もよくありますよ」

 

みたいな反応をしてしまったとしたら注意である。

 

この体験の在りようそのもので落ち切っていたら、

 

「よくありますよ」とは絶対にならないはずである。

 

 

夏バテ気味なのでとりあえずうな重

 

 

朝起きて、わが子の顔を見たとき、

 

子供の過去の記憶をいちいち思い出さなくても、

 

子供の姿が現われた瞬間、わが子だと瞬時に解かる。

 

認識したその一瞬に、包括された認識が作られるのだ。

 

LINEで友達からメッセージを受け取ったとする。

 

この友達との出会いから今までを辿らなくても、

 

そのメッセージを受け取ったそのとき、

 

その友人との全てのいきさつを瞬間に理解している。

 

会社に行けば、同僚との過去のあれやこれやを、

 

いちいち思い出さなくても、

 

彼は総務課の山田さんだと瞬時に認識できる。

 

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僕達は、今この一瞬で、ぱっと世界を作り出している。

 

まるで、素粒子が、パッ、パッ、パッ、と結合するように、

 

0と1のビットが瞬時に組み変わって画像を映すように、

 

過去の詳細な記憶のあれこれも、

 

見たり聞いたりした瞬間、作り出されている。

 

もっと言うなら、そうやって未来も顕われてくる。

 

 

しかし、これを〝考え〟で捉えてしまうと、

 

「じゃあ、どうすれば、自分に都合の良い映像が、

 

今この瞬間にパッと顕われてくるようになるのだろう」

 

という方向へ行ってしまう。

 

そんなことは絶対に不可能である。

 

なぜなら、そんなことを思っている自分自身でさえ、

 

瞬時に今、パッと顕われているのだから…。

 

 

だから常に今しかない、とはこのことを言う。

 

僕は以前、いま顕われている感情は過去の結果だ、

 

故に、いま決着がついて顕われてきていると書いたが、

 

その過去というのは、何年前とかのことではなく、

 

このへんてこりんな夢を見始めたときにまで遡る。

 

 

なので、今作られたばかりの記憶や感情を、

 

掴むことなく、ただそのままに捧げ切っていると、

 

言葉では表せない境涯が明らかになってくる。

 

「なんで自分はこんなに上手くいかへんねん」

 

なんていう思いも瞬時にでっち上げられており、

 

全部妄想だった、と〝体感〟で解かる。

 

(※考えとか、理論とか、実践で解るのではない)