先週土曜日、大学時代からの連れと夜ごはんをした。
彼は神戸方面でトラックの配送業をやっているので、
彼の休みの日に合わせ、三宮で待ち合わせた。
彼の車(トラックではない)でメリケン波止場にある、
ブラジリアン料理の食べ放題へ行った。
自分はハイボール、彼はノンアルビールで乾杯し、
シェラスコをたらふく食べた。
色んなシェラスコを持った店員さんが次々やってきて
肉や、ソーセージや、魚介類を皿に切り落としてゆく。
時間制限なしの食べ放題で、わんこそばのように、
どんどん皿に肉を切り落としてゆくので、食べきれずに、
途中何度も〝ちょっと休憩〟の赤い棒を立てて休んだ。
普段はトレーナーから、もっとプロテインを補給しろ、
と言われているのに、今日はもうタンパク質責め!
肉だけでお腹がはち切れそうになった。
👆20種類くらいのシェラスコを堪能する
肉しか食べなかったせいかあくる日便秘に…
食事中は、二人、
20代の頃に北朝鮮でリアル金日成を見た話や、
日本赤軍の人に会った話で盛り上がった。
また、日本語教師の学校の話をすると、
すごく興味を持ち「俺も行きたい」と言い出した。
聞けば、やはり配送業は肉体労働なので、
年を取ってくると体がキツいらしい。
もともと体を動かすガテン系の仕事が大好きで、
今もすごく楽しんで仕事をしているらしいのだが、
昨今の人手不足で、体力の限界を感じているという。
工場の仕事やサービス業なら外国人を雇えるのだが、
トラックの運転は免許が必要だし、大型車を任せて、
慣れない日本の道で事故を起こす可能性だってある。
かといって、今の若い日本人は配送業はしたがらない。
結果、ベテラン運転手の負担が大きくなる。
👆 霧に煙る六甲の夜景
寒すぎて滞在時間5分
食事を終えたあと、学生時代を思い出し、
久々に六甲山をドライブしよう、ということになった。
土曜の夜だというのに、六甲山ハイウェイは、
ほとんど車も通らず、展望台は閑散としていた。
おまけにものすごい霧で、怖いくらいだ。
俺らが学生の頃は、ヤンキーたちの改造車や、
暴走バイクがチキンレースなんかをしていたのに、
なんでみんな、こんなにおとなしくなっちゃったの?
それにしても、何十年も外国にいた僕に、会おう、と
言ってくれる友人がいるのは本当に感謝しかない。
この、有り難い、大好き、嬉しい、を感じていることが、
神の想いのループに乗ることなんだ。
僕の場合、オツトメをしていた頃は、どんなに赦しても、
この愛のループに乗ることができなかった。
今思えば、自分の本質と全く合わない場所に居ながら
愛を叫んでいたのだから当然と言えば当然である。
そう、檻の中に神を招き入れることなどできないのだ。
今なら、兄貴が僕に会社を手放させた意味が分かる。
自分が檻の中にいるかどうかを確かめる方法がある。
今度生まれ変わってもそこに居たいか、
今度生まれ変わってもその会社に就職したいか、
今度生まれ変わってもその仕事をしていたいか、
答えがノーならそこは地獄だ。
ただ、その地獄の檻から脱出する際は、
感謝と大好きを以ってそこを後にするべきである。