香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

上海いろいろ

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晩秋の上海である。

 

中国の都市の中でも上海は、

 

特別瀟洒で芸術的な都市だと言える。

 

街ゆく女の子たちも、柔和で清楚な魅力に溢れている。

 

そう言えば、彼女たちのコンサバ的ファッション感覚は、

 

どことなく神戸の女の子に似ている。

 

なので、上海は、コンサバお嬢様系大好きな僕には、

 

たまらない都市でもあるのだ。(笑)

 

 

ゴホン、閑話休題。

 

ということで、この日は、

 

中国工商銀行で、会計事務所の女の子と待ち合わせ、

 

配当金の送金手続きを行なった。

 

そこでは、会計事務所の女の子の言うがまま、

 

ここにハンコ押して、と言われればハンコを押し、

 

ここにサインして、と言われればサインをし、

 

IDを見せろ、と言われれば、IDを取り出し、と、

 

大の字に寝て、もうどうにでもしてくれ、状態であった。

 

途中、この書類がなければ送金はできませんよ、

 

と言い始めた銀行スタッフに、会計事務所の彼女が

 

食い気味にまくし立て、そのまま押し通してしまった。

 

結果、無事送金手続きを終えることができた。

 

 

送金をひとつ実行するのに、3時間くらいかかった。

 

というのも、共産党の幹部たちが、国内の外貨を、

 

大量に海外へ持ち出しているのが発覚して以降、

 

外貨管理局のチェックがとても厳しくなり、

 

海外送金がますます難しくなりつつあるのだ。

 

 

LINE、FACEBOOK、ツイッター、YOUTUBE、など、

 

世界との繋がりが遮断され、スピ系の活動も、

 

それが共産党思想を脅かす存在と見做されれば、

 

国家転覆罪に抵触するとして、即禁止、逮捕となる。

 

決して大げさに言っているのではない。

 

実際、信条的理由で突然姿を消す人たちが大勢いる。

 

 

それでも、僕は、自分の心の中(現実世界)に対して、

 

無罪を差し出すだけだ…。

 

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夜は、上海で働いている台湾人の友人と食事をした。

 

会うのは一年ぶりだ。

 

彼は長年、上海に拠点を置く台湾系の会社で、

 

食品開発の仕事をしていたのだが、上司といろいろあり、

 

先月末でその仕事を辞めたのだと言う。

 

本当は台湾で就職したいらしいが、

 

現在の台湾は経済が低迷しており、

 

課長クラスでも給料が20万円ほどしかないという。

 

上海の現地採用の仕事だと給料は多いが、

 

台湾の保障制度がうけられなくなる。

 

昨日も、ひとつ面接を受けたのだが、

 

どうやら今回はご縁がなかったようだ。

 

なんだか、数週間前の僕と境遇が似ている。(笑)

 

 

話をしながら、ただ、彼の無罪性に〝寄り添う〟。

 

だって、俺の心の中(現実世界)に顕われてきた彼は、

 

神の子として開放されるに値するから。

 

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寄り添う、と言えば、

 

赦し、と言っても、人それぞれいろんな赦し方がある。

 

僕のように、次々に無罪を差し出す人もいれば、

 

ただ祈る、と言う人もいる。

 

また、相手を通して自分の中に出てきた感情を、

 

手放し明け渡すことを実践している人もいるだろう。

 

 

そのひとつに〝寄り添う〟というのがある。

 

例えば、

 

相手は絶対間違ってる、だから関わりたくない、

 

あのしゃべり方、あのしぐさ、あの態度、全部イヤ、

 

みたいな相手がいたとする。

 

(まあ、そこまでの人はそんなにいないと思われ…。)

 

それでも、そんな時こそ、自分の主張を全て脇へ置き、

 

きぃーっ、となりながらも、無理くりにでもいいから、

 

相手は100%間違っていない、

 

相手のほうが自分の主張よりも正しい、

 

相手の言っている事、全てがオーケー、

 

という眼差しで見つめてみる。

 

それが、僕にとっての〝寄り添う〟である。

 

 

ただ、誤解を避けるために言うならば、

 

それは、自分の方が間違っている、ということでも、

 

相手が行なった表面的な行為自体を正しいと見る、

 

ということではない。

 

ただ、その人の根底にある〝正しい心〟を観る。

 

 

顔を見るのも嫌な相手が言っている事を正しいとする、

 

というのは、すっごく難しいことのように思えるが、

 

そこは〝根性〟で大気圏突破を図れば、何とかなる。

 

 

と、上手く言えないのだが、今回の出張では、

 

そういった、寄り添う赦しを、

 

兄弟から学んだ一週間だった。