👆 授業が終わった後に、
YEBISU CAFEで一杯やるのが、
いまの僕の、一番の楽しみになっている。
もう10月も後半なのに、
まだ昼間は冷房をつけている大阪のボクである。
東京はだいぶ涼しいみたいだが、関西はまだ、日中、
26℃くらいになるので、ワイシャツも半袖を着ている。
先週、授業を終えた後、事務局の教務課主任から、
来年4月から受け持つ担当科目について打診された。
まだ年も明けていないのに気が早い、と思いながらも,
今期と同じ教材を使った同じ教科を、
来期も同時に、複数のクラスで教えられるようなら、
講義のコマ数を倍以上に増やせますよ、と伝えた。
そうなのだ。
講義自体は1回90分教えるだけなので、
時間数を増やすのは何の問題もないのだが、
問題は、準備に倍以上の時間がかかるため、
コマ数を増やしたくても増やせない点にある。
なので、今年と同じ教科を来年も担当できるのなら、
準備は今年で終わっているので、講義数を増やせる。
それにしても、もう来期の授業計画とは気が早い。
聞けば、来年入学してくる留学生の数は220人とかで、
日本人の生徒数はわずか80人なのだという。
少子化で、日本人の学生数が減っているのだ。
留学生の増加に対し、
日本語教師の数が圧倒的に不足しているので、
どこの学校も教師の確保にてんやわんや、している。
学校の経営も、留学生に頼る時代になったんだねえ。
それでも、早期で定年退職したアラカンの僕に、
もっとここにいてください、と言っていただけるのは、
本当に、涙が出るほどありがたいことだ。
それに、大学なので、自分の思う通りに授業ができる。
(普通の日本語学校は、他の先生と一緒に
同じ教科を教えるので自由にできない…。)
そういうわけで、とにかくこれからも、
一生懸命教えていこう、と意を新たにしている。
留学生の教え子たちは、真面目な子もいれば、
やんちゃな子もいて、みんな本当にかわいらしい。
僕は見た目よりかなり若く見えるらしく(自分で言う?)
この前、生徒に年齢を訊かれ、ウケを狙って、
45歳と答えたら普通に「そうなんだあ」となった(笑)
(もっと若いかと思ったとネパールの生徒に言われた)
それから一時間後には、星谷先生は45歳で独身、
という情報が全留学生に広まり、今では、
他の日本人の先生たちもそれを普通に信じている。
こうなったらもう後には引けない。
若さを保つために、ボトックスでも打とう(ウソ!)
そうそう、
香港で一回ボトックスを打ってみたことがある。
もともとシワとかもなかったので、全然変わらなかった。
というわけで、
今この瞬間瞬間の〝ご縁〟に触れて顕われてくる、
全ての人や物や事柄を大切にして生きてゆこう、
と決意を新たにした秋の夜長、なのだった。