↑上海事務所からの風景。この日の気温は2度。
ここ数か月だろうか、
なぜか〝ぞろ目〟の数字ばかりを目にする。
デジタルの時計を見ると、22:22だったり、
銀行の待ち札の番号が111だったり、
交通費を清算すると、2,222ドルだったりと、
一日に最低1、2回はぞろ目を経験する。
特に、1のぞろ目と2のぞろ目が多い。
パチンコやルーレットでも、
数字が揃えば〝当たり〟ということらしいので、
(僕はギャンブルをしないので分からないが…。)
まあ、ラッキーなのかな、くらいに思っていたが、
こうも続くと、なんか気持ち悪くなってくる。
で、いろいろネットを調べてみた。
まず、特別は配列の数字は意識に残りやすいため、
ぞろ目などの特別な数字だけが強調され、
他の普通の数字は記憶から排除されてしまう、
と、いたって常識的説がある。
しかし、この説だと、僕たちは昔からずっと、
ぞろ目ばかりを目にしているはずであり、
最近だけそうなっているのはおかしい、
ということになる。
また、
これは霊的なメッセージである、という説では、
なぜ、其々の数字にその様な意味があるのかが、
解説されていないので、イマイチ説得力に欠ける。
でも、ぞろ目を多く目にするようになったのは、
この世界を完全に夢だとして〝相(あい)対する〟
ようになってからだということは確かなので、
なにか、そこら辺の事が関係しているのだろうな、
とは思っている。
というわけで上海出張である。
今回は会計士さんと話をするだけなので、
気持ちはラクなのだ。
最近上海出張の度に泊まり続けているレトロホテルは、
ちょっと食傷気味、ということで、
今回は利便性のみで、空港近くのホテルにした。
メルキュールというスタイリッシュホテルなのだが、
これがまた、奇妙にスタイリッシュなのである。
壁を押すとそこが浴室の扉になっていたり、
レゴのようになった、どれがどのスイッチなのか
全くわからない照明のスイッチとか、
縦棒だけで数が表示された電話のボタンや、
使い方が全く分からないコーヒーメーカーなど、
うちの母親だったらストレスでめまいを起こしそうな
スタイリッシュさなのである。
そもそも、こんなのをスタイリッシュと呼べるのか?
部屋の中で謎解きをしているみたい。
そして部屋番号は622と、
微妙に残念なぞろ目?であった。