👆 翻訳論を取っている学生は12人
今日は日曜だというのに一歩も家から出ず、一日中、
学校の講義の準備と後期試験の作問に明け暮れた。
で、朝から始めて、終わったのが夜の11時すぎ…。
もう、疲れすぎて、頭から湯気が出そうである。
というのも、なぜか後期の授業が、
11月末までだと勘違いして余裕をかましていたら、
すっとこどっこい、あっと驚くタメゴロー、
12月20日が最終日であることが判明し、
それに加え、
後期の試験問題の提出期限が先週一杯だったことも
事務局からの催促のメールを見て思い出し、
慌てて準備をするハメになった。
また、学生たちが提出した小論文の添削も、
溜まりに溜まっている上に、他の先生の代講まで、
「ああ、いっすよ!」と気軽に引き受けていた。
(なんせ、今月末で授業は終わり、と思ってたから…)
ああ、もう、何で気づかなかったんだ!バカバカバカ!
とまあ、どんなに自分を責めたところで、
その思いが、ふっと湧きあがってこない限り、
それに気づけないのだから、致し方ない。
気を取り直し、講義の準備を午前中で終わらせ、
午後からは、翻訳論の試験問題作成に取りかかった。
これがまた、いい例文が思い浮かばず、七転八倒、
それに、大学生とはいえ、相手は留学生なので、
難しい漢字にはルビを振らねばならず、
難解な言い回しも使えないため、
ほんとにもう面倒くさいったりゃありゃしない。
(日本語合ってる?)
夜7時ごろ、ようやく試験問題を作り終え、
冷凍ピザの夕食後、
経営学部の学生達が提出した小論文の添削をする。
論文なのに、
なんで〝です・ます〟で書くんだようっ!
〝そうです〟の謙譲語が、
なんで〝左様でござんす〟なんだよーっ!
おまえは水戸黄門の由美かおるかっ!
こんな日本語、だれが教えたぁーっ!
もう、ツッコミどころ満載で、めまいがしてくる。
👆 留学生の人数の推移について、資料を基に討論し、
その結果を論文にする。
日本語を教えるだけの日本語学校と違い、
大学は学生同士でディスカッションさせ、
意見を出し合うことで学んでゆくので面白い
ほぼ大人の学生相手に、たった二教科教えるだけでも、
こんなに大変なのに、小学校の先生などは、
国語、算数、理科、社会、を毎日教えて、おまけに、
部活動や保護者への対応までしているなんて、
一体どうやって時間のやりくりをしているのだろう。
ほとほと感服してしまう。
👇 日本語教師養成講座に通っていたころのボク
このときの決断がきっかけで、
多くの教え子たちに出会うことができた
そうなのだ。
大先輩がたが歯を食いしばって頑張っているのに、
ボクごときの新米講師が愚痴を言うなんて、
100年早いっ!
とりあえず、ゆっくりお風呂にでも入って、
リラックスすることにしようっと。