もう完全に、背後側(神側)が現実になっている。
そして、目に見えている物質世界側が、
曖昧模糊とした夢の世界のように見える。
ふうせんがパンって割れて、
風船の内側が外側にくるっと裏返りました、
みたいな…
前回、これ全部ウソなんだ、と理解が起こるには
先ず、神側(背後側/見えない側)がリアルに体感
されていることが絶対的に重要だ、と述べた。
そうでなければ、
自分が起こした現実を感じてしまった後で、
「いや。これはウソなんだ、本当は無いんだ」と、
ただ〝言い聞かせ〟ているだけになってしまう。
内面側(エネルギー側)をメインにしてゆくには、
まず、全意識を自分に向けようとすることだ。
嫌なことがあった時、攻撃された時、
決して自分を責めず、自分を悲しませずに、
本当はどうしたいのか、どうだったらいいのか、
を常に自分に聞いてやること、
他者ではなく自分に愛の眼差しを向けること、
自分を責めずに全許容してやること、
要するに、何かあったら自分へ、というふうに、
全方向を自分側に向けてやることが肝心となる。
そうやって、自分に深く入ってゆくことで、
自分の本音の部分である兄貴との対話が始まり
やがて、無限の全体が体感されてくる。
こうして初めて、愛を感じさせるような体験が、
現実のスクリーン上に映し出され、
こっちが本当だったんだ、と真の納得が起こる。
そうなのだ。
「現実は幻想なのだからどうでもいい」ではない。
現実の出来事の中で愛が体験されて初めて、
無限の愛の領域は本当に在ったと真の理解が起こる。
なぜなら、僕達は実際に肉体を持って生きており
神の愛も〝体〟で〝感〟じているからだ。
それをただ〝肉体は自分ではないんです〟
と無視して「ああ、神の愛」なんてありえない。
というわけで、僕の心の方向転換が進んでいる。
〝ある〟側が100%になりつつあるいま、
今の僕、多分、
秋分までには古いスタイルを終え、
秋分以降、一気に加速する。