香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

預言カフェ



香港で仕事へ復帰した。

日本が建国記念日で休みのうえ、香港でも

今週いっぱい休みの企業や商店も多く、

地下鉄もガラガラで、まだまだ正月モードである。


3週間ぶりに、溜まりに溜まったメールを、

午前中いっぱいかけてチェックしてゆく。

宇宙人総経理が、デスクで仕事の話をしている。

メールの内容も、總經理の話も、とても重く感じる。

今まで何とも思わなかったのに、自分はこんなにも

重い場所にいたのか、と愕然となる。


それで、仕事中は、ほとんど誰とも話をせず、

ただ、愛と慈しみの粒子を放つのみ、で過ごした。

もう、自分の存在意義をアピールしようとしたり、

幻想の相手の話に合せることをしないよう努めた。


それでも、反応は出る。

仲間外れにされるような、干されてしまうような、

無反応であることで無能な奴と思われてしまうような、

そんな不安が、次々と押し寄せてくる。

全てに差異を見て、この人は誰々さんですよ、

この人は肉体ですよ、故にこの世界はありますよ、

とやっている自分に気づき、聖霊兄貴に委ねてゆく。

会社という世界にいるのも、もう終わりなのだ、

と、兄貴が伝えてくる。

「終わるって言うけど、生活はどうなるんだよう。」

と、突っ込むが、兄貴は何とかする、の一点張りだ。

東京にいたとき、兄弟てっちゃんが、高田馬場にある

〝預言カフェ〟に連れて行ってくれた。

プロテスタントのキリスト教会が、礼拝のない平日を

利用してカフェをやっているのだ。

普通のカフェと違う点は、

コーヒーを淹れてくれた店員さんが、

主イエスからのメッセージを、一人一人のお客に

伝えてくれるというもので、そのメッセージがなぜか、

その時々の自分への的確なアドバイスであったり、

将来の指針となることであったりするので、

終日多くの女性客で賑わっているという。

開店は午後2時からだが、正午から入店の受付が

始まり、僕たちが到着した時にはすでにかなりの人数

の名前が名簿に書き込まれていた。

待ち時間を利用して、学生街でおそばを食べ、

再度カフェへ戻ってきた。

名前が呼ばれ、席に着き、コーヒーを注文すると、

男性店員の方がやってきて、いきなり主の言葉を

告げ始めた。よどみなく、滔々と話されるので、

何かのトランス状態に入っているように思えた。

約5分ほどのメッセージだったが、要約すると、

今年は、神が導くので、安心して任せなさい、

みたいなことだった。

預言が終わった後、兄弟てっちゃんが言うには、

メッセージの中に〝神様〟という言葉が出て来た

のは、初めてなのだという。

普通は 「…と主は言われています。」という表現しか

しないらしい。


ヴィパッサナーで聖霊から言われた言葉と重なり、

ちょっとぞくぞくした。


新年になってから(旧暦でいくと2月8日から)、

本当に何かが違ってきた。

もうこれは自分でどうにかできることではないのだな、

と観念し始めている。


あると思っていた現実が、本当は何もない、

ただの光の空間に戻るのだ。