前回、夢の住人登録抹消の記事を書いたが、
知覚はさらに進み、目の前の人や世界の動きが、
ますます遠ざかり、世界が自分無しで動いている
ような感覚が強くなっている。
この感覚を言葉で説明するのは非常に難しい。
寝ている時に見る夢の中にいるような感覚?
自分がいない夢の世界を覗き込んでいるような感じ?
だからと言って、無機質で虚無的なものではなく、
ずっと、ハートが官能で疼いている。
なのに、日常生活での思考はちゃんと機能しており、
意見を言ったり、何かを決定したりは問題なくできる。
で、今日、とある男性コース兄弟とお茶をしたのだ。
そこで、上記に列記した体感について彼に話した。
自分が夢の外側から夢の住人を見ていること、
次第に見ている自分さえも消失していっていること、
また、兄貴はこの為に、会社や香港から脱出させ、
抵抗する僕を日本まで導いてきたのだ、と…。
この話を聞いて彼は、
現実を使って心の中を赦すことが大切なのであり、
会社を辞めるとか辞めないとかはどちらでもいい、
みたいなことを述べた。(あまり内容を覚えていない)
その時、思ったのだ。
自分はすごく特殊なケースなのかもしれない、と…。
普通、兄貴は現実の物事について、こうしろ、ああしろ
と指図はしないのに、会社を手放せ、なんておかしい、
と疑問に思う読者が少なからずいることは知っている。
しかし、僕は実際に兄貴がリアルに見えているし、
ハート(天国)の圧倒的な法悦もリアルに感じている。
会社を辞めた方がよい、とか、日本へ帰国するべきだ
というのは、理屈とか、奇跡講座の理論とか、
兄貴に言われたから、ではなく〝体感〟でわかる。
そうしたほうがいい、という絶対的な体感があるのだ。
こうこうこういう理由で手放した方がいい、
ではないのだ。
感じることが全てである。
コースの赦しを実践していくと、
必ず実相世界を〝感じる〟瞬間が訪れる。
赦しが完了したかどうかは、頭で確認するのではなく、
〝感じる〟ことで行なう。
昔、ハレ師匠が〝24時間ハートが勃起している〟
と言っていたが、その〝感じ〟を体感すると、
どんなことがあっても揺るがなくなる。