👆 別れ際のスリーショット
酔っぱらって顔がぐしゃぐしゃ
昨日の午後、台北から香港へ戻って来た。
台北では、特に予定を設けず、何も考えずに、
今の景色や起こっている事(奇蹟)に委ねて過ごした。
このカフェいいな、と思ったら躊躇なく入り、
脚が疲れた、と思ったら足裏マッサージに行き、
今日は一日寝て過ごそう、と思ったらその通りにする。
もちろん、前回書いた記事のように、
怒りたかったら、ちゃんと怒らせてやる。
(相手をしてくれた兄弟、スンマセン!そして有難う!)
そうやって徹底的に、自分を受け容れてやった。
👆 前回の火鍋屋もそうだったがここも満員。
香港では火鍋が流行っているのか?
香港へ戻った夜、怪しい不動産屋社長M氏と飲んだ。
〝快楽子羊〟という羊肉のしゃぶしゃぶ店で、
肉も極上で、鍋のスープも美味く、お酒が進んだ。
途中から、M氏の奥さん(香港人/日本語ペラペラ)
も合流し、鍋をつつきながら、色々話した。
M氏夫妻とは、もう三十年来の付き合いになる。
僕が香港へ来た時から、部屋探しはもちろん、
何か困ったことがあると、いつも二人に頼り、
本当にもう、たくさん、たくさん助けてもらった。
そんな夫妻も、9月には店をたたんで、
イギリス移住の準備に入るのだという。
👆 鍋のスープが美味すぎて神!
僕は、以前の記事でも書いた、
香港に対する違和感について彼らに語った。
街がなんか〝妙に〟静かで淀んだように感じると…。
「学校で〝コンピラさん万歳〟を斉唱させられたり、
大陸の思想教育が本格的に始まってからというもの、
親たちや教師たちがこぞって移民を始めているから、
働き盛りの香港人が少なくなってきているの」
とM氏の奥さんは語った。
これ以上のことを書くと危険なので書かないが、
ここ一年で、香港はどんどん赤色化していっている。
こんなとき僕は、自分が感じている違和感、
香港で起こっている現実、政治的な背景、などを、
きちんと理解し、その想いを感じるように努める。
これは幻想で本当ではない、とか、委ねるだけ、とか、
神は関与していない、とか、愛を思い出す、
みたいなスピの考えを当てはめて納得しようとしない。
たとえ究極の事実がそうであったとしても、今この瞬間
自分や兄弟はそう感じているのであり、それ故に、
その想いを安易に否定してはいけないと思うからだ。
ただ、奥さんは反中派なのに、M氏は親中派で、
奥さんの主張にいちいち旦那が反論するので、
きーっとなった奥さんが余計にヒートアップする。
また、2019年のデモはアメリカが煽った陰謀だ、
とするM氏に、陰謀論大好きな兄弟てっちゃんが、
重なって見えたりして面白かった。(笑)
ただ、日本と違って、
香港人が政治的な意見を真剣に交わすのは、
政治が個人の生活に深く影響を及ぼすからだ。
6時に店に入ったのに、気づけば11時になっていた。
ああ、楽しかった。
インスタに旅の写真を絶賛公開中!
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@hoshitani