香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

ブチっ!

👆 西門町NIKEで靴を衝動買い!

 

 

台湾に来て三日目になる。

 

実はその間、台湾の人と2回喧嘩をしている。

 

 

1人目は、空港タクシーの運転手(65歳くらい)で、

 

僕がグーグルマップでホテルの位置を見せると、

 

「ちゃんと住所を言ってもらわないと分からないだろう」

 

と威圧的な口調で言ってきたので、僕もムカッときて、

 

「見せた地図に街道の名前が書いてあるだろう。

 

 地図も見れないような運転手なんか要らないから、

 

 乗り場へ戻れ。それになんだ、その態度は…」

 

と怒鳴り返し、提示してある身分証を写真に撮ると、

 

明日空港管理署に苦情を入れるから、と告げたら、

 

ただ住所を見せてと言っただけなのに、と言うので、

 

「その威圧的で横柄な言い方が問題なんだよ!」

 

と更に切れると、ごめんなさい、と謝り始め、最後は、

 

「私にあなたをちゃんとホテルまで送らせてください」

 

と、土下座でもせんばかりに頭を下げてきた。

 

空港に乗り入れるタクシーには特別な許可証があり、

 

客に苦情を入れられると、ブラックリストに載るので、

 

許可証の更新ができなくなる可能性があるのだ。

 

 

 

👆 台湾のナイキ総本店

 

 

2人目は、台湾銀行の出納係のおっさんだ。

 

空港で両替した台湾ドルが心もとなかったので、

 

ホテルの近くにある銀行へ両替をしに行ったのだ。

 

窓口で外貨交換の手続きをした後、

 

出納の窓口へ、書類と現金を持っていった。

 

そこには、しかめ面をした色の黒いおっさんがいて、

 

僕が書類と日本円を差し出すと、イライラした口調で、

 

ちゃんと現金皿に現金と書類を乗せて出せ、という。

 

その通りにすると、パスポートもだよ、と言って、

 

中指と人差し指で、皿を強く何度も叩いて見せた。

 

その行為をみて、僕はもう、怒った、怒った、

 

「マネージャーを呼べ!」と大声で怒鳴った。

 

「すみません。不快な思いをさせたのなら謝ります」

 

と言ってきたのだが、マネージャーを呼べを繰り返すと

 

やがて、マネージャーらしき女性がやって来た。

 

事情を説明し、台湾銀行の行政部にメールするから

 

名刺をくれと言うと、何やかや言って出し渋る。

 

最後は、その出納係のおっさんが外へ出てきて、

 

すみませんでした、と深々と頭を下げだした。

 

「大陸の銀行でもこんな失礼な態度を取らない」

 

と言った時にはさすがに眉をひくひくさせていたが、

 

名刺だけは貰っておこうと思って、食い下がり、

 

最後、二人の名刺をもらって帰って来た。

 

このおっさん、どうやら、ずっとここにいる古株の、

 

いわゆる〝ヒラの偉いさん〟みたいなヤツで、

 

周囲も手を焼いているのが何となく見て取れた。

 

 

 

 

今回の運転手にしろ、銀行の出納係にしろ、

 

本人は、これで普通だと思っているのだ。

 

それに、台湾のこの年代の男性というのは、

 

おおむねこんな感じなのかも知れない。

 

しかし、

 

僕はその態度を不快に感じた。だから抗議した。

 

そして、きちんと謝ってもらい、それで終わった。

 

 

もしこの時、自分の内側を赦すだけなんだ、などと、

 

変にスピの解釈を持ち出してこの〝カチンッ!〟を

 

表現せずに、自分の中に抑え込んでしまっていたら、

 

僕はこの2人のことを嫌いになったまま、

 

台湾を後にしていただろう。

 

そして、この未消化な思いは、またいつかどこかで、

 

別バージョンの怒りとなって顕われることになる。

 

それに、せっかく出てきている感情に対し、

 

「はい、その怒りダメーッ」と押さえつけるのは、

 

自分に対して全然優しくない。

 

 

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まあ、そうは言っても、僕は外国暮らしが長いので、

 

不当な扱いを受けたら抗議することに慣れているし、

 

銀行で大声を張り上げる、などという芸当は、

 

普通の日本人に、そうそうできることではない。

 

それに、不当な扱いを受けた時にはそれに気づかず、

 

怒りが湧いてきた時にはもう事は過ぎ去っていて、

 

本人もおらず、後の祭りだったりする。

 

また、喧嘩したら罪悪感まみれになる人もいる。

 

なので、

 

ただ一概に怒りを表現すればいいとは言えない。

 

が、僕に関して言えば、不当な扱いに対して、

 

きちんと怒りを表現したあとにやってくるのは、

 

それを受け止めてくれた兄弟に対する、

 

深い感謝の思いだ。

 

そうすることで、俺も言いすぎたな、と、

 

逆にこちらも素直に謝れたりする。

 

 

とまあ、こんな感じで、喧嘩すればするほど、

 

なぜか大好きが溢れてくる変態のボクである。