香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

汝、あがくべからず

👆 ガラガラのラウンジ

 

 

今年最後の夜桜を見に奈良ホテルまで行ってきた。

 

木曜日の夜のラウンジに、客はまばらだった。

 

おかげで、おいしいお酒を飲みながら、まったりと、

 

ライトアップされた桜を満喫することができた。

 

この日は、お酒が飲めない友人の車で来たので、

 

僕は、ビールから始まり、茶葉を使ったジンリッキー、

 

ドライマティーニ、バランタイン17年のロック、と、

 

様々なお酒をバーテンさんに作ってもらって飲んだ。

 

下戸の友人もまた、色んなノンアルカクテルを楽しんだ。

 

 

👆 このホテルは家にいるみたいにくつろげる

 

 

風に舞う花びらは、なんとも風情があって美しい。

 

桜風吹を見ながら、静かに瞑想するような感覚で、

 

救われ切っている、今この瞬間を味わっていた。

 

美しい櫻、おいしいお酒、談笑している客の話し声、

 

洗練されたスタッフ、歴史ある建造物が醸し出す

 

レトロな懐かしさに包まれ、何だかすっごくいい気分。

 

そして、言葉では言い表せないこの〝いい気分〟

 

こそが、本来の僕たちの本質なのだ、と思った。

 

 

 

 

僕たちが、一生懸命働いてお金を稼ぐのも、

 

必死で婚活するのも、スマホゲームに没頭するのも、

 

旅行に出かけるのも、成功を目指すのも、結局は、

 

〝いい気分〟になりたいからに他ならない。

 

それで、この〝いい気分〟を手に入れるために、

 

自分は何もしなくてよい、ということに、

 

この歳にしてようやく気付きはじめた次第である。

 

なぜなら、いくらお金を稼いで成功しても、

 

どんなに幸せな結婚をして楽しい家庭を築いても、

 

何かを成し遂げ、みんなからすごいと言われても、

 

そのいい気分を手に入れた途端、次の一手が現われ

 

もっと大きな〝いい気分〟を手に入れるための、

 

新たな奮闘が始まる。

 

 

👆 奈良ホテル愛が止まらない

 

 

なにもせず、抵抗をやめて、そのままでいること。

 

人生の流れに大の字に開いて、あがかない。

 

今この瞬間に立ち現れている〝いい気分〟を、

 

きちんと観て感じること、それが神を感じること、

 

ひいては、真の自由への第一歩となる。

 

 

 

 

よく、スピ動画などで、好きなことだけをして生きる、

 

やりたくないことはしない、と言われたりするが、

 

僕の場合、これでいくとどうしても、

 

何が好きなことで、何がやりたくないことか、

 

を判断しようとする〝自分〟が生じてしまい、

 

じゃあ、今の仕事を辞めよう、となったりするので、

 

僕は、小さないい気分、を感じているほうが多い。

 

(これも人それぞれなので、どちらも同じだと思われ…)

 

 

👇 奈良ホテルで天狗を見た話し

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「周作は、もっと自分を自由にしてあげた方がいいよ!」

 

と、ホテルのラウンジで話している時、友人に言われた。

 

彼がどうしてこんなことを言ったのかは不明だが、

 

僕にはこれが兄貴からのメッセージのように聞こえた。

 

僕にもまだまだ抵抗がある。

 

それすらも、今にたたずんで、動かさずにいると、

 

すっごく愛おしさに満ちた気持ちに満たされる。

 

というわけで、今日も幸せな一日だった。

 

 

花の降る午後

👆 枝垂れ桜はソメイヨシノより花の色が濃い

 

 

市内の桜がようやく満開になりつつあるこの時節、

 

枝垂れ桜を堪能しに、徳島県神山町まで行ってきた。

 

午前中雨が降っていたので、どうかな、とは思ったが、

 

現地に着く頃には雨もやみ、薄日が差し始めていた。

 

険しい山道を進む。が、一向に桜が見えてこない。

 

あれ?道を間違えた?と不安がよぎった次の瞬間、

 

さっと道が開け、桜色の斜面が目に飛び込んできた。

 

 

👆 神の中にいるみたい

 

 

辺り一面〝サクラ!さくら!桜―っ!〟という感じで、

 

それはもう、見事な枝垂れ桜が無数に咲き乱れ、

 

山の斜面全体を覆っていた。

 

斜面に作られた歩道を進む。

 

ソメイヨシノは、下から見上げるような感覚だが、

 

枝垂れ桜は、上から迫ってくるような迫力があり、

 

まるで桜色の花の中に埋もれているみたい。

 

 

 

 

この日は平日で、午前中雨だったこともあり、

 

花見客もまばらで、駐車場もガラガラだった。

 

お蔭で、静かに一人、瞑想のような時間を過ごせた。

 

時折、強い風が吹き、桜の花びらが舞い上がる。

 

桜風吹の中で、やさしい多幸感に包まれる。

 

自分が見ている夢の世界で何が起こっていようと、

 

桜の中で感じている今この瞬間の〝愛の感じ〟は、

 

神を反映している。

 

そして、それは僕自身の心の中を反映しているのだ、

 

と思った。

 

なぜなら、

 

この桜の花を見ても何も思わない人は思わないし、

 

余命宣告されている人がこの桜の中に佇めば、

 

また、全く違った感慨を持つと思うからだ。

 

 

👆 これ全部さくらだよ!すごくない?

 

 

このすばらしい桜たちの下で、

 

全てに大肯定されているような感覚の中にたたずむ。

 

どんなに意気地がなくても、邪悪な事を考えていても、

 

そんな解釈でさえ大肯定されていることを体感する。

 

僕はいま、桜を見てこんな風に感じているけれど、

 

本当は、これは桜ではなかったのだ。

 

 

 

 

ここは、地元に住む里山の方たちが、

 

6本の苗木から、30年以上の年月をかけて、

 

ここまで立派な桜林に育ててこられたのだという。

 

そのうえ、ここは全て無料で開放されており、

 

入場料も、駐車場代も全てタダである。

 

地元の方たちの努力と心意気に本当に頭が下がる。

 

駐車場の入口に小さな木の募金箱があったので、

 

感謝の意を込め、2千円ばかり入れさせて頂いた(少)

 

 

というわけで、

 

きょうもまた、とても幸せな一日であった。

 

 

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ちょっと春風

👆 つくしさんのブログを見てたら

   おしゃれにビールを飲みたくなった

        でも、酒の肴はスーパー〝ライフ〟のお惣菜

 

 

今日は新しい学校の研修で大国町まで行ってきた。

 

街では、たくさんの新社会人たちが、

 

ちょっと緊張した面持ちで歩いているのを見かけた。

 

スーツに着られているような感じが、何とも初々しい。

 

自分にもこういうフレッシュな瞬間があったんだなあ、

 

と、彼らを見ながら、隔世の感を覚えるボクであった。

 

 

話は変わって、

 

今、昭和のアイドル〝沢田富美子〟にハマっている。

 

松田聖子がデビューしたあくる年の1981年に、

 

アイドル歌手としてデビューしたらしいが、

 

僕の中では、全く記憶にない。

 

アイドルと言っても、シングルを3枚出しただけで、

 

鳴かず飛ばずのうちに、すぐに消えてしまったようだ。

 

ようつべに出てきたおすすめ動画を何気にクリックして

 

初めて彼女を知ったのだが、王道アイドルの曲と、

 

小動物のような可愛さに、瞬殺されてしまった。

 

 

 

👆 ビールはマルエフが好き

 

 

アップされている動画数も、再生回数も少なく、

 

コメント欄もゼロなことから、デビューした当時から、

 

本当にマイナーな存在だったことがわかる。

 

なので、いま、こうやって、ひとりのおっさんが、

 

毎日彼女の曲を聴いているなどとは、

 

彼女自身、夢にも思ってはいないだろう。

 

そして、

 

何かを世に出す、とはこういう事なのだ、と思った。

 

 

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例えば、歌や小説や絵など、自分の作品を発表して、

 

それらが全く売れず、誰からも見向きもされないまま、

 

やがて時間の中に埋もれてしまっていったとしても、

 

本人も伺い知れないどこかで、ひっそりと、

 

熱狂的に支持している人がいるかもしれない。

 

それは、

 

30年前に街の公民館で歌った一曲かもしれないし、

 

会社の会議の席で放った一言かもしれない。

 

または、

 

仕事の中でお客さんに見せた笑顔かもしれないし、

 

お気に入りの洋服を着て街を歩くことかもしれない。

 

そういう意味で、何かを発表する、という行為は、

 

評価される、評価されない、に関わらず、

 

とても価値のあることだ、と思うのだ。

 

なので、僕もこのことを忘れずに、

 

小説を書いたり、学校で教えたりしていこう、と、

 

年度初めのこの日に、決意を新たにした次第である。

 

 

👇 社会人一年目

    入社式で辞令を受け取るボク

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