自分の言動や思考を捉え、ただ見つめていると、
全てが自我の力動で動かされていることに気づく。
神経由のものなど、ほんと、何ひとつない。
これら、心の中の自我を捉えては、ただ直視してゆく。
自己を一歩退かせ、聖霊にスペースをゆずる。
会計事務所から来た見積もりを見て、高い、と思う。
〝高い〟と思った時に感じる〝これ〟を注視する。
次に、会計事務所に電話をし、値引き交渉をする。
夢を実在化させている自我の〝これ〟をじっと観る。
それだけ…。
何もしないことで聖霊に場所を空けるのだ。
が、そんな感じで心の中を見つめていると、
だんだん精神的に辛くなってきて、
ヤバい、と思った時にはすでに後の祭りだった。
外側ではこれと言って何も起きていないにもかかわらず、
胸を締め付けられるような不安感や恐怖に襲撃される。
もう、コーヒーを飲んでるだけで、胸がバクバクしてくる。
ほんとうに、会社を休もうか、と考えたくらいだ。
自我の向かい風(逆風)が吹き始めたのだな、と思った。
不快感がピークの時には、
奇跡講座をやってなければ、こんな事にはならなかった、
奇跡講座も何もしてない人の方が平安ではないか、
奇跡講座なんかやめてしまおう、と考えるほどだった。
自我を直視しているだけで、毒素が増幅してゆくのだ。
ワプニックという名前を聞いただけで吐き気を催す。(笑)
くうぅーっ! き、きつい、発狂しそう…。
何故このような事態に陥っているのかさえ不明である。
これはひょっとして、
真の赦しを始めた自分に対し、もう友達のふりはしない、
と、自我が本気の抵抗を始めたのかもしれないし、
または、正しい軌道にいることの証明なのかもしれない。
でも、うう…、
外側に原因を見いだせない葛藤を前に
「なんじゃ、こりゃー!」と、
松田優作演じるジーパン刑事のように叫んでしまいそうになる。
それでも、動かず、叫ばず、
聖霊と共にその毒素のような葛藤を直視し続ける。
それ以外は何もしない、ていうか、できない。
兄貴お願いします、や、知覚を修正してください、も無い。
ただ、出てきているのものを抑圧、隠蔽せず、
両手を挙げ、正直にJ兄貴へ丸ごとさらけ出すだけ…。
大きな葛藤の塊をJ兄貴と一緒に眺めつづけると、
そこが、聖霊兄貴がいる場所、すなわち、
〝いまこの瞬間〟だということに気づいた。
次に有り難いような、愛おしいような、嬉しいような、
包み込まれるようなハートのバイブレーションが、
心臓の中心から紡ぎだされてくるのを感じた。
それを境に、少しずつ〝発作〟はなりを潜め、
心に冷静さが戻ってきた。
↓ 昔も同じような体験が…。でもいま思えば、
こんなの逆襲の内にも入らないカワイイものだった。
というわけで、今週は、外界より内面がきつかった。
でも、理由のない苦しみって、本当に辛い。
だって、自分で解決のしようがないんだもん。
幸い、明日からイースター(復活祭)の連休が始まるので
家でゆっくり、静かに休養を取ろうと思っている。
J兄貴、
復活してくれて、ほんとに感謝だよ。
つづく…。