
ああ、ショック、ショック、ターイム・ショック!
(👆 ここ、笑うとこやで!)
俺はもう終わりだ!
みじめで貧(ビン)な老後が確定なのだ!
みなさんもそうだと思うが、毎年11月になると、
社会保険庁から一通のハガキが来るのだ。
これまで一度も見ていなかったのだが、今回、
実家に戻った時、たまたまそのハガキを見つけ、
なんだろう、と何気に開けてみたのだった。
あなたが65歳で受け取れる年金額はこれくらいで、
70歳で受け取ったらこれくらい、75歳まで待てば、
こんなにたくさんもらえますよ、という通知だった。
ううっ、金額を書くと悲しくなるので敢えて書かないが、
30年も厚生年金を払い続けてもらえる額がこれかよ、
と思わずハガキをたたきつけたくなった。
まあ、僕の場合、留学で3年間働いていなかったし、
現地採用だった時期もあったので何とも言えないが、
この額では、とてもではないが暮らしてゆけない。
(と思う、多分…)
年金には期待していたので、ショック過ぎて笑う。

そこで、周囲の兄弟たちはどうかと見まわしてみれば、
みんな案外〝ちゃっかり〟やっているではないか。
毎度おなじみの香港の友人は、55歳で公務員定年後
数千万円の退職金と、数十万円の年金があり、
あるコース兄弟は(誰や!)旦那の遺族年金で、
悠々自適に〝コース活動〟をしている。
他にも、別れた旦那の慰謝料で暮らしていたり、
親の遺産のマンションが値上がりしてホクホクだったり
あの大学時代の友人に至っては(前にも書いた…)
生活保護を貰いながら、医療費と交通費は全額無料、
生活保護者用の食事つき激安アパートに住み、
全く働かずに、読書三昧の暮らしを送っている。
おお、みんな上手くやっている(ように見える)。
お金に対する欠乏感がじわじわと湧き上がってくる。
自分だけが何も考えていなかった、という無力感…。
これからどうしよう、という焦燥感…。
みんな上手くやりやがって~っ、というジェラシー。
そして、1枚のハガキに書かれた数字を見ただけで、
こんなに動揺している自分に対して、
〝これ、何なん?一体どうした!〟と思った。
それになにより、
僕の場合、これまでの人生の中で、お金の問題は、
あまり大きなウェイトを占めてこなかったので、
今回、こんなものを持っていたんだ、と、
赦しの対象として挙がってきたことに、
誰よりも僕自身が驚いてしまった。
結局、お金があるとか、無いとかではなく、
問題は、心の中の〝欠乏感〟にある。
自分がいかに〝足りない〟ことを信じていて、
会社、年金、遺産、貯金、社会保障、他の肉体、
に養ってもらおうと考えていたかを思い知らされた。
詐欺師の戯言に騙されていることに気づいた。
もう夢の中に顕れるどんなものにもしがみつかない。
詐欺師に中指を立て決然と〝Fuck you!〟と叫ぶ。
それで破滅させられるなら、それでも結構!
これ全部ウソで、捏造された夢でしかないんだ。
なぜなら、神の子が破滅なんてあり得ないからだ。
もう兄貴にしか頼らない。
僕は、そのハガキを破り捨てた。