香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

スワットいろいろ


↑写真は明るさを調整しているが、実際はもっと暗い。

今日は今年最後(旧暦)の佛山訪問だった。

宿はおなじみ、やさぐれ桃園ホテル!(※下記参照↓↓)

ああ、工場街の夜は更けて - 香港さんといっしょ! 純粋非二元と奇跡講座を生きる

3月からはここの業務を離れ、本社付きとなるため、

今後はあまりここへ来ることもなくなるだろう。


ということで、勇気を振り絞り、

あのアイススケート場へ足を踏み入れてみた。

1人だと怖いので、総経理を誘ったが、拒否られた。


大音響が鳴り響くなか、漆喰の禿げた階段を上ってゆく。

途中、不良っぽいヤンキー姉ちゃんが2人、

階段のところでウンコ座りをしながら、

ケータイをいじっていた。

中国ヤンキーも、やっぱりうんこ座りなんだ、

と新たな感慨を抱きながら2階へ行けば、

金網の奥にスケートリンクがみえた。

でも、誰もいない。店員すらもいない。

ただ、大音響が鳴り響いているだけなのだ。

こわい。

この不気味さに怖気づき、写真を撮ると、

一目散に階段を駆け下りた。ああ、怖かった。


それから、ウイグル版賠償美津子の店で夕食を取る。

もう当分来ないので、旦那が麺を打つ姿を

写真に収めさせてもらった。

いつもは無表情でため息交じりに麺を打っているのだが、

今回は、無理やり笑ってもらった。

うん。この笑顔。いい感じである。

近ごろは、思考が生まれる瞬間の場面、

もしも父から離れたら、と考えた瞬間を見つめている。


また、それから、

父から分離してしまった。

父に反抗し、家庭内暴力の末、家を飛び出してしまった。

父の国を破壊してしまった、という恐怖と罪悪感。

この〝やっちゃった〟という瞬間にも

フォーカスしはじめている。


というのも、この頃どんな明け渡しをしても、最後には

〝分離しちゃったんだ、故に罪を犯したんだ〟

という〝思い違い〟に行き着くので、それならいっそのこと

根本に行って明け渡したほうが手っ取り早いのでは、

と考えたのだ。


しかーし!

これが、思ったより大変で、ドツボの極みであった。

安易にやるものではない、と思った。

僕の場合、強烈な恐怖というより、

どよよーん、とした絶望感にさいなまれるはめに…。


何と言えばいいのだろう。

何を見ても、スリッパを見ても、鉛筆を見ても、

自分の顔を見ても、人の顔を見ても、

ああ、なんでこんな所へ来ちゃったんだろう、

と、鈍い絶望感(爆発的な絶望感ではない)

に襲われるのだ。


やっちゃってなんかない。分離なんかしていない。

こんなまやかしは信じない。父は今も傍らにいて、

故に自分は無辜であり、永遠に父の一人子だ。

この思いを〝ぎぎぎーっ〟となりながら、兄貴へ返す。


が、現実に対象物のない赦しってなかなかキツイ。

赦す兄弟がいるって、なんて有難いことだったんだろう、

と実感する今日この頃である。

これまで自分は、根本にある〝腹に一物持ってます感〟

を、あまり感じないできたので、

「ええーい。元から絶っちゃえ!ふふふーん!」

的な軽いノリで見つめたのだが、

ひえーっ!いやいや、持ってますねえ。


そして、なんやかんや、やり続けた結果、

今日のお昼くらいから、やっとこの

切なく、やりきれない絶望感から解放されつつある。


いくらスワットとはいえ、

あなた、よくそんな恐ろしい事やるわねえ、

と、乙女ののりちゃんに言われそうである。


でも、そこに光を当てるよう導いているのも

兄貴なのだから、ここは信じて任せてゆくことにする。


あと二日で正月休み。

土曜日は一日ゆっくりして、日曜日に日本帰国予定だ。

そして、3月には、5キロ太って香港へお戻りだい!