明るい夏の日差しが木々の緑に反射し、
鳴り響く蝉の鳴き声を聞きながら、
〝NHKのど自慢〟と〝アタック25〟を見る。
こんな日曜日、ってなんかいい。
しかし、この週末は、まあ、ほとんど眠っていた。
本当に自分でもやばい、って思うくらい寝た。
土曜の朝3時に寝て、その日の午後2時に起きる。
お風呂に入って、少ししたらまた眠くなり、
午後4時くらいから8時まで寝る。
出前のピザを食べ、しばらく映画を見ていたら、
即行睡魔に襲われ、午後10時くらいに寝て、
気がつけば、日曜の正午だった。
で、いま、お昼の1時半。
また、眠くなってきた。
寝ている間、へんてこりんな夢を無数に見た。
ほとんど覚えていないのだが、
なぜか、バスの中で炊飯器を買ったり、
温泉に入っていると、突然〝気まぐれヴィーナス〟
の格好をした桜田淳子がやってきて、
僕の背中を100円で流してくれたり、
パンチパーマの人しかいない街に辿り着き、
そこから脱出しようと悪戦苦闘したり、
家でガスが漏れているので通報しようとしたが、
どうしても、電話がつながらなかったり…、
僕が夢を見ている時の特徴としては、
基本、自分が誰だかわかっていない。
電話番号を押せない、電話がかけられない。
自分の肉体がない。
鏡がない。
そんな感じの夢を見ては、目が覚め、
見ては、目が覚め、を繰り返すうち、
ちゃんと目覚めて起きあがったとき、
しばらくの間、自分が誰なのか、
分からなくなっていた。
「あれ?なんでここにいるんだろう?これも夢?」
「僕は誰?」
しばらくしてやっと〝目覚めたんだ〟と気づく。
きっと僕達の輪廻転生もこんな感じなのだろう。
いわば、まどろみの中でこの人生を送っている。
きっと、眠っているときに見る、これらの夢と同様、
なんの意味もないのだ。
↑真夏の昼下がり、と言えばこの曲
もうこの夢の世界から永遠に去り、
父が待つ故郷へ帰ろうと、
兄貴に明け渡しを始めた頃から、
爆睡が多くなったような気がする。
僕を眠らせていた方が、
兄貴は仕事がしやすいのかもしれない。
いま、日曜の午後10時。
はい。さっきまで寝てました。
それにしても、ちょっと異常だ。
病院、いこうかな?