香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元

欲望都市香港で奇跡講座を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

世界を流す


↑大陸と言えば散髪である。400円。安い!

一カ月ぶりに佛山工場に来ている。

今回の出張目的は、産後の肥立ちが悪いと言って、

二年もの間、産休を取り続けていた会計員の女性

(ふぁちゃんの元部下)を協議解除することだった。


いま、中国では、子供を産んで2年未満の職員を

解雇してはならない、という法律を利用して、

腰が痛い、頭痛がする、など、

客観的な診断が難しい病名で診断書をもらい、

半年、一年と、働かずに給料だけをもらおうとする

若い女性が急増している。

そろそろ赤ちゃんがほしいと思ったら、

どこかの企業へもぐりこめ、と言われるくらいだ。

母子保護の観点から制定された法律だが、

あまりに悪用する人が多いため、最近では企業も、

結婚前の若い女性を採用しなくなってきている。


まあ、

一体、お前は何人リストラをするのだ、という話だが、

当事者である僕自身の見え方としては、

一体どれだけの人間が俺の前から消えてゆくのだ、

という感覚である。


今のところ、僕の夢の設定では、

神を受け入れれば受け入れるほど、

世界が変わるのではなく、世界が消える感じである。


で、その産休明けの彼女はやってきた。

彼女はすでに出産から二年が過ぎているので、

協議解雇が可能である。

彼女もそれが分かっていて、

補償金の交渉にやってきたのだった。


僕は総経理と共に商談室で彼女と面談した。

まず、僕は業績の悪化を説明し、続いて、

あなたを受け入れるボジションがなく、

どうしても雇用を継続できない趣旨を伝えた。

その上で、補償計算書を提示した。

彼女は、

補償の中に一カ月の通知金が入っていないことや、

食事手当が計算されていないことに不満を示し、

その上、なんと、自分の給料は3,500元だが、

自分が産休の間に来た、新たな会計員の給料は

4,500元なので補償金は4,500元で計算すべき、

と言い始めた。


いくら彼女が、自分が外へ追いやった別人格だ、

とはいえ、一瞬、唖然としてしまった。

だって、これって、

自分の給料は10万円だが、あの人は15万円なので

退職金はあの人の15万円をベースに計算してくれ、

と言っているのと同じではないか。


その間、彼女に対して噴出する〝何だコイツ!〟を、

ひたすら自分の背後(決断の主体)側へと、

〝引き取り〟続けていた。


今この瞬間に起こっている全ての事象を、

後ろ側(決断の主体)へ返してゆく。

彼女の肉体や言葉や、それに反応する僕の感情を、

全部受け入れ、0と1へと変換し、統合させる。

自分から世界へ向かっていたベクトルを、

世界から自分へと引き戻すのだ。

体感としては、眼前の彼女、隣の海坊主総経理、

椅子、テーブル、ペン、ホッチキス、書類、など、

あらゆるものが自分に向かって突進してきて、

さらに、そのまま肉体を突き抜けて、

背後へ流れさってゆく、というイメージである。


自分の背後へと世界を戻す(流す)ことは、

世界(エゴ)に対して力を与えるのをやめる、

ということと同じである。


〝ふっ〟と出てくる0と1からくる想いのまま、

彼女の要求をきっぱりと拒否した。

労働局へ行ってください、と告げ、

解雇同意書にサインをしないのであれば、

補償金も支払わないし、裁判をしましょう、と言った。

結局、彼女は協議解雇同意書にサインをした。

バイバイ、と言って彼女は帰って行った。


僕が善でいられるように、

僕の代わりに汚いものを肩代わりしてくれていた

彼女という別人格が、またひとつ統合されていった。


その後も、彼女に対して罪悪感を持たせようとする、

自動的なエゴの0と1の設定を、

聖霊の力を借りながら、決断の主体へと返し続けた。


↑夕食は牛肉のみ。肉体改造は続いている。

今回、世界で起こっている全てを受け入れ、

肉体を貫通させて背後へ流す、という行為は、

要するに、神を受け入れるの同じ行為なのだ、

ということを学んだ。


そうすることで、次第に世界(設定)は消え去り、

今度は〝決断をする以前の主体〟が顕れてくる。


結局、この世界で何が起ころうと、

貧乏であろうと、金持ちであろうと、病気であろうと、

本当の自分とは何の関係もなかったのだ。


なんか、もう、この夢の世界で何が起きようと、

関係なくなってきた。

ただ、びゅんびゅんは反射的にやってくるので、

それを粛々と返してゆくだけである。


こうやって、僕は、父を思い出し、

自分が誰なのかを思い出してゆくのだな、と思った。