↑ナンちゃってリゾートなホテルのロビー。
なぜかみんなロビーで爆睡。
今日は昼過ぎに佛山入りし、
午後4時から、役員はじめ、弁護士や関係者など、
総勢10名で最終調整のミーティングに入った。
先ず、赦しの日前日の段取りについて話し合った。
明日、僕と海坊主総経理は通常通りに出勤し、
午後4時になったところで、会社の掲示板に、
以下のような〝告示〟を貼りだす。
・明朝9時半より、食堂で従業員大会を開くので、
全従業員は必ず出席すること。
・今日は残業をせず、定時で帰宅すること。
・その際、全ての私物を持ち帰ること。
まあ、その時点で従業員たちはピンとくるので、
いろいろと僕たちに詰め寄ってくると予測されるが、
その際、彼らの質問には一切答えてはならず、
とにかく、明日の従業員大会に出席してくれ、
の一点張りで押し通す。
それでも納得できず、会議室で集会を開いたり、
乱暴な行動に出る者がいた場合は、
マイクロバスの中で待機している保安警備員に
緊急事態を知らせ、対処してもらう。
そうやって、全員退社したことを確認した後、
海坊主総経理が工場の鍵の総入れ替えをして回る。
とまあ、工場解散前日の予定はこんな感じなのだが、
従業員を刺激しない為に、敢えて弁護士は入らず、
全てを僕と総経理のみで対処するため、
本番の従業員大会より緊張する。
弁護士からは、
最後の施錠の際は必ず警備員と共に回ることや、
財務室に現金を置かないこと、そして、
なにかあればすぐ連絡することなど、
こと細かな注意を受け、会議はお開きとなった。
↑すべてのレストランは夜8時半に閉まる
このミーティングの間、
まるで従業員たちの怒りを代表するかのように、
代表取締役への怒りが湧き上がってきた。
今回、佛山工場でリストラされる人は115人。
3年前の深圳工場の時は250人を解雇した。
みんな、通達を受けるその瞬間まで、
一生懸命、真面目に働いていたひとたちだ。
一体、従業員を何だと思っているんだ!
こうなったのは全部、お前のせいじゃないかっ!
ああ、今回の赦しのテーマはこれかあ、と思った。
三年前の深圳工場の時は、
ただ他者に対する恐怖だけが先立っていたが、
今回は、ありもしない原因を信じ、
怒りのストーリーを社長にぶつけることで、
自己を正当化しようとしている自分を観察してゆく。
そして、そんな自分ごと、聖霊に明け渡してゆく。
で、ようやくミーティングがお開きとなり、
みんなで中華の遅い夕食をとりに行った。
社長は僕の隣でビールを飲みながら談笑している。
このとき、
自分が被害者となって誰かを責めたいがために、
自分を分離させて社長という別人格を作り上げ、
この夢のスクリーンに投影させたのだな、と、
認識しながら食事をした。
↓3年前の大いなる赦しの日の記事はこちら↓
戻ったぜ! - 香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー
社長という別人格が、自分に返り、
原因も投影元も自分だったのだ、
ということが腑に落ちてくると、
それは全て、神(父)に対する自分の思いだった
ことを思い知った。
それらを全て背後の主体に返し、
あとは兄貴に全てを委ねる。
ここが、自分の見たい夢を見る〝夢見の場〟だった
ことを思い出す。
もう自分は永遠にここから去ってっゆくのだ。