香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

キャラ崩壊!



最近、

自分がどういう性格で、どういう人間だったのかが、

分からなくなってきている。

聖霊兄貴を全面的に受け入れ、委ね切った結果、

数時間単位で自分の内部が変化してゆく中で、

自己概念の崩壊が起きているのだ。


例えば、自分は、留学も経験し、

中国や香港でそれなりに仕事もしてきて、

国際財務や国際法務のキャリアがあり、

性格的には器用で、少しずる賢い所もあるが、

基本、素直で、人当りはよい、

と思っている確固とした自分像が、

聖霊兄貴を受け容れれば受け入れるほど崩壊し、

性格、外見、財産、仕事のステータスなど、

これまで築いてきた人生のあらゆるものが、

まったく意味をなさなくなってくるのだ。


キャリアを持っている僕、貯金がいくらの僕、

香港で暮らしている僕、物書きの僕、

これらの自己概念を維持するために、僕は、

牙をむき出しにして〝父〟と闘ってきた。

自分を支えているステータスを放棄すれば、

即座に別の者(父)に乗っ取られ、

自己が消滅してしまう、と信じているからだ。

しかし、僕の全てを見通し、

僕が何を手放すべきかが見えている聖霊兄貴は、

常に僕の耳元で、

「それはお前ではない。

 お前はそんなちっぽけな存在ではないよ。」

と告げる。


兄貴は、

〝僕〟という自己概念自体が幻想であることを

会社、友人、僕の性格、を使って教えようとする。

そうして、自分を定義することを放棄しはじめた僕に、

いま、次々に新しい役割を差し出してくる。


だが、その新しい役割を受け入れるということは、

これまで学校や社会を通して学んできた、

あらゆる経験や知識を放棄してゆくことでもあり、

それには多大な恐怖を伴う。

なぜなら、それは、

人生の中で積み上げてきた経験や知識を用いて、

起きている問題を解決しようとするのを止める、

ということを意味するからだ。


例えば、病気になった。

もちろん治ってほしいが、

どうやって治せばいいのかはわからない。

医者はこの薬を飲めと言うが、ネットで調べてみたら、

なんか、副作用とかいろいろ心配だ。


例えば、お金がない。

転職した方がいいのは分かっているが、

次に何をすればいいのかもよく分らない。

ネットで調べてみたら、いろいろ仕事はあるようだが、

うまく行かなかったらと思えば、怖くて踏み出せない。


また例えば、ある人のことが嫌で嫌で仕方がない。

どうすればいいか、知人に相談するが答えは出ない。

縁を切りたいが、そんなことをすれば、

これも失うことになるし、あれもうまく行かなくなる。


そうなのだ。

肉体の僕たちは、自分の人生であるにもかかわらず

どうすればいいか、何ひとつ解かってはいないのだ。

その証拠に、

一年前の今日、何をしてたかさえ覚えていない。

自分だけの、一度きりの大切な大切な人生なのに…だ。

そんな自分に一体、何が解決できるというのか。


こんなの、自分ではない。

もし、これが本当の自分なのであれば、

生きていることにすら何の意味もないではないか。


ウソの自分が訴える罪悪感に対して、

〝信じない、同意しない、存在しない〟

の断固三兄弟(懐かしいぃ〜!)で断固拒否してゆく。


そうすることで、ニセの自分と引き換えに、

真実の自分が、愛と共に大手を振って戻ってくる。