香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

好きな女の子のスカートはめくらない



春節の休暇が明け、一昨日から仕事始めだった。

ずっとお籠り三昧で文章ばっかり書いていたせいか、

イマイチ、現実世界に戻り切れていない。

本社から、売掛金の相殺がどうの、と電話が来ても、

頭がフワフワして、テクニカルな処理ができないのだ。

相殺ってなに?アグリーメントってなに?ていう感じ。

社会復帰まで、ちょっとリハビリが必要かな。


↑この日の香港は21℃。なにゆえにマフラーを?

ここのところ、朝の通勤電車の中では、

スマホも見ず、本も読まず、音楽も聞かず、

一様に自分の内側だけに深く入って過ごしている。

その中で、最も強烈に感じることは、本当に自分は、

神(父)の愛を知ることを強烈に恐れているんだな、

ということである。その反面、父に恋い焦がれ、

熱烈に父を愛しているのに、なぜか、

その事を絶対に知られてはいけないと思っていて、

父に自分の愛を知られ、もしその愛を拒絶されたら、

自分はもう破滅だ、と恐怖に震えている。


それって、もう、究極の〝愛の裏返し〟だと思う。

小学生の頃、

好きな女の子にはなぜか意地悪をしたくなり、

わざと困らせるようなことをして、相手の気を惹く、

というアレだ。

嫌われることで、自己の存在価値をアピールする。

また、

こちらから好きだと言って拒絶されるくらいなら、

憎まれながらでも関係を保っていた方がましだ、

とさえ思っている。


でもって、ある日、なにかの奇跡が起こり、

普段、意地悪ばかりしている相手から、

〝あなたのことが大好きっ!〟と、

両手を広げて駆け寄ってこられたりすると、

途端にパニクり、相手の手をバシンと跳ね除けて

逃走してしまったりする。

そして、そのあと、

愛を拒絶してしまった罪悪感でのたうちまわり…、


とまあ、電車の中で深く自分の内奥を観ていると、

心の中で、父を相手に、延々、このようなことを、

ぐじゅぐじゅやっているのが見えてくる。

また、強烈な父への愛のすり替えとして、

父の代わりに何かを収集してみたり、

子供や、ペットなどを愛していたことを、

理解し始める。


もう、こんなの狂ってる。アホだ。アホでしかない。

なので、毎日、行きの通勤電車の中ではもう、

兄弟への恐怖を通して、裏に隠れた神の愛を感じる

などというような、代替工作を一切せず、

ストレートに自分の内側の奥の奥で疼いている

父に対する莫大な愛の想いにアクセスしてゆく。


が…、いつも途中で

〝思考のおしゃべり〟がわっ、と押し寄せてきて、

父に対する愛を認識できなくなってしまうのだが…。


でも、いい。

もう、愛の裏返しごっこはやめる、と決心した。

好きな女の子のスカートはめくらない、と決めたのだ。

自分はもう、

父と自分が相思相愛であることを知っている。

それをじっくりと認め、受け入れてゆく。

もう、幾重にも屈折させた裏工作は必要ない。