2020-07-07 今まで通り 今日は、オフィスのデスクで一日、 向こう三か月の資金繰りを立てて過ごした。 工場があるフィリピンでは今でも毎日、 2,000人の感染者が出ているため、 交代勤務でラインを稼働させている。 そのため生産量が減少し、実入りも少ない。 香港支社はフィ工場へ部材を売っているので 結果、本社の助けを必要とする程ではないが なかなか厳しい資金繰りとなった。 また香港では、国家安全維持法の延長線で 警察官に令状なしの家宅捜索や証拠収集を 緊急時に限り、容認する規則が可決された。 緊急時と言っているが、 何を以って緊急なのかが明確ではない。 令状なしということは、司法を介さずに、 捜査機関が、人の家や企業の中に、 土足で踏み込めることを意味する。 これって、普通に暴力やん、と思う。 こういった社会の激変に伴い、 僕自身の〝普通〟も崩壊しつつある。 何かもう、普通でなくてもいい、というか…。 普通の常識を守らなくてもいい、というか、 〝今まで通り〟が通用しなくなってきた。 blog.hoshitani-shusaku.com で、僕の場合、今、この瞬間に在ることに 抵抗しないでいると、過去や未来ではなく、 内側だけに集中して生きるようになる。 外の事象も内側の現れのように見えるのだ。 赦しどころのコンババ部長も、僕の中にある 人を責める気持ちの顕れだと知覚される。 じゃあ、これは僕のためになされている パフォーマンスなのだから、逃げずに、 真正面から取り組もうと腹が決まり、 結果、相手自体を恐れなくなる。 なんせ、僕の目的は、この次何しようかな、 ではなく、故郷への永遠の帰還、なので、 現在激変中である僕が見ている夢の世界 に於いて、やりたいことといえば、 この夢の事象を終わらせることだけだ。 あとは、僕が書いた小説、 〝ジンジャー・タウン〟を日本で出版して、 それが芥川賞を獲ることかな。(👈おーい!)