👆 ジムのテラスから見える景色
今日も、深夜のジムに行ってきた。
終電が出た後の、少し安らいだ平日深夜の街を、
iPodsで音楽を聴きながら自転車でゆっくりと走る。
信号や店の看板の明かりがくっきり鮮明に見える。
角を曲がるたび、全く違う景色が立ち上がってくる。
今すれ違った茶髪のギャルのお姉さんたちは消え、
深夜の道路工事の作業員の人たちがパッと顕われる。
見ようとするより、見えている。
〝見る〟より先に〝見えて〟いるのだ。
しかし、
角を曲がれば別の風景に変わっているのに、
さっきのギャルのお姉さんたちのことを
まだ考えている。(笑)
消えてしまったものをまだあるかのように見ている。
そして、それだけが問題だった。
もっと言えば、
引きずっているものは全部〝嘘〟だった。
昔、おみえさんに、
「おみえさんって、高島礼子の旦那に似てる」
と言ったら、
「高島礼子までで止めとけ!」と怒鳴られたことがある。
そう、ギャルのお姉さんがいる、だけで止めておけば、
やがてそれは消え、次の展開がやってくる。
ジムでは、この日、肩だけを集中して鍛えた。
高槻店の時は年配の方もたくさんいらして、
体力維持の為に鍛えてます、みたいな感じだったのが
梅田店では入道雲みたいなマッチョばっかりで、
ものすごい高重量を挙げているからか、
自分ももっと行けるのではないだろうか、と、
自然に高重量に挑戦するようになった。
おかげで毎日筋肉痛だ。