香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

そんなん要らんねん!

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最近、

 

〝狂人のたわごと〟という言葉を乱発している。

 

頭の中に自分の気分を悪くさせるような呟きが

 

聞こえてきた時、これは白痴のたわごとであり、

 

何の意味もなく、何の価値もなく、何の力もない、

 

狂人の戯言だ、ということに気づいて、即刻

 

「そんなん要らんねん」と受取りを拒否するのだ。

 

 

自分の気分を悪くさせるような思考はもう全部

 

自我の戯言なのだ。

 

真実でもなく、意味もなく、起こってもいないことを

 

サイダーの泡のように湧き上がらせてくる。

 

そして、何でいままで、こんな狂人のたわごとを、

 

真に受けて苦しんできたのだろう、と、

 

正気を取り戻しつついま、不思議に思うのだ。

 

 

今寝とかんと、明日死ぬでー。

 

(夜、眠れなくて悶々としている時のざれごと)

 

はよ仕事見つけんと、金が無くなるでー。

 

(就活で焦っている時のざれごと)

 

今、この時間にそれ食べたら、デブ一直線や。

 

(自分の体形を気にしている時のざれごと)

 

ほうら、お前のせいでこんな事になってしもた。

 

(仕事でミスしてしまった時のざれごと)

 

 

これ全部、阿呆の独り言、やから…。

 

本当ではないし、何の根拠もない。

 

その証拠に、

 

僕は上記に掲げた自我の呟きを全部体験したが

 

ひとつとして、自我の言う通りにはならなかった。

 

夜眠れなくても、次の日普通に仕事ができたし、

 

無一文にはなっていないし、デブでもないし、

 

あの時やった仕事のミスを覚えている人は、

 

今はもう、誰一人としていないだろう。

 

 

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僕たちがすることは、

 

これが狂人のたわごとであることに気づくこと、

 

そして 「もうこんなん要らんねん!」と、

 

きっぱり宣言することだけである。

 

あとは、兄貴が引き受けて取り消してくれる。

 

やがて、たわごとの声はだんだん小さくなり、

 

そうやって、正気に戻ってゆく。

 

 

 

男の中の半分は女

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ようやく香港にも秋の気配が漂いはじめ、

 

部屋で冷房をつけなくてすむ季節になった。

 

昨夜は久々にジムで自主トレをした。

 

ここ2週間ほど、自主練はおろか、

 

トレーナーとの筋トレもずっと休んでいたので、

 

身体を動かすのは本当に久しぶりだった。

 

なので、いきなり高重量のダンベルは扱わず、

 

ストレッチを入念に行なってからトレを開始した。

 

ベンチプレスで上胸と中胸の筋肉を鍛えた。

 

 

筋トレのあと、

 

いつものようにストレッチエリアで瞑想をした。

 

瞑想音楽を聴きながら深い深呼吸を10回する。

 

丹田に溜めた息を少しづつ吐いてゆく際に生じる

 

全細胞が愛の粒子となって放たれる様な感覚が

 

半変成意識に入る感じで、なんとも心地いい。

 

深呼吸の後は、背後(自分の内側)に意識を向け

 

無限の全体に気づいている意識で過ごす。

 

 

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すると、僕の心のスクリーン上に、

 

今回入院したあの部下の女性の姿が現われた。

 

彼女は膝を抱え、じっと僕の方を見上げている。

 

一瞬、なんでなんだろう、という疑問が出てきた。

 

今回の〝部下の女性ブチギレ事件〟は、

 

あまりにもわざとらしい状況の中で起こり、

 

罪悪感から来たものではない気がしていて、

 

これはなんかおかしい、と思ったのだ。

 

一体、自分の中にあるどんな側面が、

 

彼女の振りをして自分に逢いに来ているのだろう

 

と、半トランス状態の中で探ってみた。

 

 

彼女はとても美人で魅力的な女性なのに、

 

自分の中の女性性を否定しているように感じた。

 

女らしい弱い部分を見せてはならない、と、

 

常に身構えているようなところがあった。

 

「なんで私にこんな仕打ちをするのよ!」

 

と、あの時、彼女が僕に言った言葉が蘇った。

 

 

突然、理解が起こり、わわわ、と全てが見えた。

 

ああ、わかった、そういうことだったのか、と…。

 

俺はずっと、自分の中にある女性性を否定し

 

続けてきた、ということに気づいたのだ。

 

どういうことかと言うと、男の中にも、

 

男性性と女性性、両方の側面があるのだが、

 

僕の場合、僕の中に存在する女性的な部分を、

 

女々しく、気持ち悪く、人から嫌悪される部分

 

として、ことごとく排除してきたのだ。

 

 

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僕は声が高いことに劣等感を持っていた。

 

僕の声は女みたいで気持ち悪い、と、

 

何度か言われたことで、高い声を封印し、

 

無理やり低い声で話すようになった。

 

(今はもう赦せている、と思っていたのだが…)

 

それ以降 (多分恐怖のハッピー事件以降から)

 

ちょっとしたしぐさや歩き方に、女性的なものが

 

混じることを極度に恐れるようになった。

 

 

こうして、ちょっとでも彼女(僕の中の女性性)

 

が顔を覗かせようとしようものなら、

 

「引っ込んでろ、俺の中の恥だ、出てくんな」

 

とひどい言葉で彼女を抑えつけ、

 

ガンガン蹴りを入れて痛めつけてきた。

 

それで今回、

 

「私だってあなたの愛の一部なのよ。

 

 なのに何でこんな仕打ちをするのよ!」

 

と、部下の女性を通して僕の前に現れたのだ。

 

 

僕は長年、自分の中の女性性を、

 

〝我が家の恥です〟的な存在として扱い、

 

彼女から自尊心を根こそぎ奪い続けてきた。

 

このブログで、さんざん自分責めをするな、

 

と言っておきながら、結果はこれだった。

 

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「愛してる。そして今までそこにいてくれて有難う。

 

 もう二度と絶対に君を傷つけたりなんかしない。

 

 だから、もう一度僕の所に戻ってきてほしい」

 

僕は、僕の女性性の象徴である彼女に囁いた。

 

すると彼女が光を放ち始め、

 

その光はどんどん拡大したかと思うと、

 

心のスクリーン全体を凌駕して弾けた。

 

辺り一面真っ白な光の世界。

 

この瞬間、形容しがたい愛の感情が噴出して、

 

僕は、わああーっ、と号泣していた。

 

幸い、僕は壁に向かって瞑想していたので、

 

周囲に泣き顔を見られることはなかったが、

 

声が漏れないようタオルで口を押さえて泣いた。

 

 

それから僕は、

 

自分の中に戻ってくれた女性性を、

 

今後はどんなことがあっても守り、

 

愛として受け入れ、育んでいこうと決心した。

 

 

そして、やっと涙が収まってきた時、

 

傍らに〝彼〟(兄貴)がいることに気づいた。

 

そして、全部〝彼〟の導きだったことを知った。

 

どうして、わざわざ居心地の良かった前職を、

 

香港支社閉鎖、というだけの理由で辞めさせ、

 

女性ばかりの今の会社に転職をさせたのか、

 

最初は、こんな事件でも起こさない限り、

 

お前はなかなか会社を手放さないだろう、

 

くらいのことかなと考えていたが、

 

本当は、僕の中の女性性に対して、

 

何をしていたかに気づかせるためだった、

 

と知って愕然となった。

 

 

それから、部下の彼女の病気に対しても、

 

「ああ、彼女の病気、もう治るわあ」

 

と、直感的な確信が下りてきた。

 

 

「ほら、ちゃんと、望みは叶っただろう」

 

と〝彼〟が微笑みながら僕に言った。

 

 

ああ、そうだった。

 

僕は、この会社を辞めると決めた時、

 

幸せな気持ちの中で、今すぐ辞めたい、

 

と〝彼〟に望んだのだった。

 

なのに、こんなことになって、

 

「全然、幸せな気持ちとちゃうやんけ!」

 

と、ちょっと〝彼〟のことを恨んでいた。

 

 

でも、いまはとても幸せな気持ちだ。

 

僕が切り離した大切な愛のかけらを、

 

僕は今、部下の彼女のお陰で取り戻せたのだ。

 

ちゃんと望んだとおりになったではないか。

 

 

これも、僕が新しい世界に旅立つ前に、

 

どうしてもクリアにしておかねばならない、

 

〝赦し〟だったのだ。

 

 

僕の中に〝彼女〟が大手を振って戻ってきた。

 

 

会社という自我

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批判を恐れずはっきり言うなら、会社という場所は

 

紛れもなく、自我の集合体だと断言できる。

 

もちろん、僕が言っている会社というのは、

 

巷にバッコしている旧態依然とした企業を指す。

 

 

先ず、会社では、自分は何も決められない。

 

決裁権を持っている部長クラスの人であっても、

 

常にその上長や顧客に指示をあおぎ、

 

または、社内規則を考慮して行動する。

 

そして、こういった、

 

ただ指示に従って動くことに安定を見出し、

 

安心できる人だけが、基本会社の一員となる。

 

会社には、やりたくないことをしない自由や、

 

一緒にいたくない人といない自由がないのだ。

 

人生の大半をこんな環境下で過ごしてきた、

 

と思えば、自分に対して驚異さえ感じるほどだ。

 

よくこんなところでやってこれたと思う。

 

 

〝目覚めない〟と〝決断〟している集団の中で

 

自分だけが無限の光へと向かい始めると、

 

間違いなく苦しむことになる。

 

集団の意識の流れに逆らって進もうとするため、

 

自分の中で、ものすごい抵抗と葛藤が生じる。

 

具体的には、突然自分の評価が下がったり、

 

仕事が増えて過労でダウンしてしまったり、

 

なにか大きな失敗をして罪悪感を感じるような

 

ある意味、もうここではやって行けなくなるような、

 

ネガティブな出来事が続発したりする。

 

 

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自分の中が愛で満たされ始めると、最初の頃は、

 

皆が優しくなったり、環境が穏やかになったりして

 

スクリーンにも愛が反映し始め、

 

ひゃっほーいとなるのだが、それでもさらに、

 

無限の全体へとアクセルをふかし始めると、

 

今度は逆に、様々な〝問題〟を起こして、

 

なんとか、

 

今いる場所から離脱させようとする。

 

なぜなら、居心地がいいままだと、いつまでも、

 

この場所から動こうとはしないからだ。

 

そして、

 

これらの事は全部、自分が自分にやっている、

 

 

僕はもう、

 

自分で自分の〝世界〟を創造してゆくと決めた。

 

それは、思い切り自由に無限の光を表現しても、

 

誰からも何も言われない世界だ。

 

もちろん、

 

この世界は幻想であることも分かっている。

 

しかし、自分を赦すとは、

 

まず自分自身を癒すことだ、と思うのだ。

 

この幻想の世界が愛で満たされて初めて、

 

赦しは完結し、幻想は消える。

 

 

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それにしても、今の10代や20代の若い人達って

 

今後は、

 

会社に縛られない生き方をしてゆくのだろうな。

 

僕が今勤めている会社の大阪本社では、

 

毎年多くの新卒を採用しているにもかかわらず、

 

28歳以下の正社員は二人しかいないという。

 

別段、特別何か嫌なことなどがなくても、

 

ここは自分に合わない、と思ったら、

 

さっさと辞めていくそうだ。

 

そして、それでいい、と思うのだ。

 

だって、一生の大半を過ごす場所なのだし、

 

僕達はもう、一秒一秒死んでいっているのだから

 

嫌なこともあるけどまあまあオーケーな場所に、

 

無理やり自分を詰めこむ必要などない。

 

何より、ぼくたちはそんな存在ではないのだ。