前回の〝神とのセックス体験〟以降、自分の中で
常に愛がズンズン疼いている状態となっている。
会社では、日々小さな事件が多発するわけだが、
一瞬神を忘れていても、今に呼吸を戻せば、
〝あのパワー〟が即行でわわっと上がってくる。
昔、法悦女子が〝ヌレヌレ〟と言っていたが、
法悦男子の場合は〝ボッキン!〟である。(笑)
でも、あの天城越えの感じとは一線を画していて、
エクスタシーとか、感動とかではなく、それはもう、
ズキンと突き抜けるように凛とした衝撃というか、
秩序だった巨大な神気というか、
怒張した、凛凛と、天を衝く、といった、
エロ小説に出てきそうな表現でしか、
到底表せられないものなのだ。
まるで、神が、おいでおいで、をしているみたい。
まだ自我に乗っ取られていた頃の昔の自分が
この〝おいでおいで〟を体験したら、
三途の川の向こうから、得体のしれない怪物が、
おいでおいで、をしているように見え、
怖くて一目散に逃げ出していただろう。
また、今回体感した〝神のパワー〟も、
自分を押しつぶそうとする破壊の力に思え、
ものすごい抵抗を起こしていたに違いない。
そういう意味で、
僕の智覚もようやく正気に戻りつつあると言える。